「転んでも起き上がればいい」幼いわが子の言葉に救われた日【体験談】
子どもの感性に救われた話。娘が1歳になると同時に福祉系専門職として転職、副業と家事・育児をワンオペでこなしていましたが、意に沿わない異動などで心が壊れかけていたときに、何気ない娘の言葉で救われたことがありました。
※この記事は、第1回「体験談&マンガ投稿コンテスト」の予選通過作品です。
心身ともにボロボロになっていたとき…
その当時、職場で意に沿わない異動の話があり、心身ともにボロボロになってしまって会社に行けなくなってしまいました。幸い、傷病手当をいただきながら3カ月間お休みをいただくことになったのですが、「このままだと保育園も退園しなければいけない」と、かなり追い詰められていました。
そんなある日、保育園へ送る車の中で娘がひと言。
「あのね、転んでも起き上がることができるのが、かっこいいと思うんだよ」
まだこの世の中に出てきて4年ちょっとしか経っていないのに、「こんなに人を勇気づけることができるんだ」と、わが子ながら感動してしまいました。
子どもに支えられていることを実感
子どもがいて、仕事もして……。自分の気持ちに向き合う暇も持てないママがほとんどだと思うのですが、子どもって本当に親のことをしっかり見ているんですね。
悲しいことや嫌なこともあるけれど、それも含めて次のステップにできたらいいなと感じました。子育てをしているつもりですが、実は子どもに支えてもらっているんだと感じる瞬間でした。
福祉系専門職+講師業と7歳になる女の子のママです。