2023年5月1日 20:20
<僕たちは親になりたい>「残念ですが」突然の悲しいお別れ。現実を受け入れられない妻は言葉を失って
結婚後、妊活に対して温度差があった美咲と拓也ですが、紆余曲折を経て、「1年間頑張ってみよう」と、本格的に妊活に力を入れる日々がスタート。いざ妊活を始めると、なかなか妊娠することができず息詰まってしまうこともあった2人。しかし、妊活を始めて1年が経過したある日、昔飼っていた愛犬の夢を見たことで、2人に転機が訪れます。愛犬の夢を見た翌朝、美咲は体のだるさを感じたため、妊娠検査薬を使用することに。すると、陽性反応が出たのです! その後、病院で検査を受けると、医師から「妊娠しています」と診断を受け、ホッとする美咲。
ところが2回目の健診で、「赤ちゃんの心拍が確認できない」と言われてしまいます。その事実にショックを受ける美咲ですが、拓也に励まされ、なんとか前を向こうと気持ちを切り替えて頑張っていました。
そんなある日、再び愛犬・コロが美咲の夢の中に登場。
しかし、なぜか美咲とは反対側に走って行ってしまったコロ。
その直後、ひどい激痛で目を覚ました美咲。何とか痛みに堪えながら、必死でトイレに向かうのですが、突然にゅるっという感覚に襲われて……。
絶対違うと信じたかった。しかし、妻の願いも虚しく…
美咲が無事でいてほしいと必死に願っていた
おなかの赤ちゃん。
しかし、悲しいことに
お空に旅立ってしまったのでした。
「残念ですが……」
病院を受診し、処置を受け終わると、
お礼を言ってその場をあとにする2人。
美咲は悲しさのあまりに現実を受け入れることができず、
その場にしゃがみ込んでしまうのでした。
◇◇◇
やっとの思いで妊娠できたと思ったのに、この現実はとてもつらく悲しく、すぐに受け入れられるようなものではないですよね……。時間はかかるとは思いますが、2人のペースでゆっくりと傷を癒してほしいです。
監修/助産師 松田玲子
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
<僕たちは親になりたい>「息が詰まるだけだし」夫は家庭ではなく2次会を優先。育児は妻に任せきりで