過保護はダメなこと?「私は見守ってた」自信満々なママ友にモヤモヤ…でも反論できないワケ
大学生のときに、ゼミで知り合ったシィさんとエーコさん。タイプの違う2人でしたが、ゼミの打ち上げで、苦手なお酒を先輩にすすめられて困っていたシィさんを、エーコさんが助けてくれたことがきっかけとなり仲良くなりました。
その後、エーコさんが出産したときのこと。シィさんが渡した出産祝いにエーコさんはダメ出し……。シィさんはショックを受け、自然と距離を置くようになってしまいました。
数年後、シィさんは女の子を出産。楽しく育児をしていたころ、久しぶりにエーコさんから連絡がありました。シィさんは、少し迷いましたが、お互いに子育てをしている今なら対等に話せるかもしれないと思い、会ってみることにしたのですが——。
エーコさんの息子くんはシィさんの娘と遊んでくれるものの、引きずったり無理に抱っこしようとしたり、危なっかしい様子もチラホラ。エーコさんは、子どもたちにはあまり目を向けずにおしゃべりに夢中です。
迷ったシィさんでしたが、気を付けてもらうようにエーコさんの息子くんにやんわりと注意。すると、エーコさんは不愉快そうに表情を曇らせました。
そしてエーコさんは、子どもたちの成長を比べた上、シィさんの子育てについて「過保護だ」と指摘し、薄ら笑いを浮かべます。
シィさんはまだヨチヨチ歩きのわが子がけがをしないよう、気にかけていただけなのですが……。
子どもに痛い思いをさせたらダメ?
「子どもに痛い思いをさせるのって、そんなにダメなこと? もちろん、命に関わるようなことは注意するけど」と言うエーコさん。
「私はうちの子に、あえて声をかけないで転ばせることもあった。
そのうち、こうすると痛いとか、危ないって自分で判断するようになった」。
さらに続けて、「かわいい子にケガをさせたくない気持ちもわかるけど、実体験で学ばせてこそ、身に付くと思うんだよね」と語ります。
エーコさんの話を聞いたシィさんは、「たしかに……」と納得して、何も言い返せませんでした。
エーコさんの言っていることには、一理あるのかもしれません。しかし、子どもの性格や成長速度はそれぞれ違うもの。必ずしも同じ子育て方法が当てはまるとは限りません。
自分の子育て方針がベストであるというような言い方ではなく、あくまでも経験談のひとつとして話すくらいにとどめてもらえると、聞き入れやすいのかもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
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