<毒夫と不倫女の話>「嘘でしょ…」不倫発覚から1年。不倫女がまさかの!?
夫・毒太と子ども3人の家族5人で幸せに暮らしていた瓜田チャリさん。ところが、毒太は自身が務める会社の社長のいとこで、花屋を経営している中川ゆりと不倫していることが発覚。中川ゆりと毒太のそれぞれに不倫を問い詰めると、どちらも別れることを選択しました。
夫・毒太との再構築を選んだ瓜田チャリさんでしたが、不倫相手・中川ゆりが花屋だったために、花にまつわるものすべてに嫌悪感を抱くようになってしまいました……。敷地内に咲いた雑草も、次女ちゃんがの花柄のハンカチも、保育園で先生が育てた花も、お母さんが買ってくれた花でさえ嫉妬し、負の感情を抱くようになってしまったのです……。
さらに花だけではなく、“中川ゆり”に似た名前を聞くだけでも気分が悪くなるようになってしまった瓜田チャリさん。避けたいのにどうやっても避けて生きられないつらさ……。不倫されたトラウマにうんざりする瓜田チャリさんでしたが……?
妻は心が汚れ、ずっと疲れているのに不倫女は…
毒太と中川ゆりが不倫してから1年が経ったころ。
瓜田チャリさんはまだ花への嫌悪感に苦しんでいました。
私は一生醜い感情を持って生きるんだ……。
その一方、不倫相手の中川ゆりは、ときどきSNSを更新していました。
不倫女のくせに、汚い女のくせに!
瓜田チャリさんは自分の心が汚れすぎて、ずっと疲れていました……。
大丈夫、いつでも慰謝料請求できる。
私は負けたんじゃない……もう自分からつらくなるのはやめよう。
そう思っていると、突然お父さんから電話がかかってきました。
「お父さんな……ガンが見つかった……」
まさかの知らせに瓜田チャリさんはショックを受け……?
不倫されて1年経っても忘れることはできず、花への嫌悪感に苦しんでいる瓜田チャリさん。何かを憎み続けるのは、その人自身もつらいもの……。そんな状態の瓜田チャリさんなのに、お父さんにガンが見つかりました……。