6本指の多指症で生まれた息子を「見せたらダメ」ご近所さんに出産報告したら、心がざわついた話
6本の指を持つ「多指症」として生まれた息子。ご近所さんに出産報告した際、悲しくなる言葉をかけられて……。
ご近所さんに息子の多指症を指摘され...
私の息子は手の指が1本多く、生後間もなく多指症と診断されました。自分のせいでは……と、ひどく落ち込んでいた私。しかし、夫から「誰のせいでもない、どんな姿で生まれてきても愛してあげよう」と声をかけられ、前を向こうとしていた矢先のことでした。
日頃からお世話になっている70代のご近所さんへ出産報告すると、「おめでとう、本当にかわいいね」とよろこんでくれました。しかしその後、息子の指を見るなり「ん? 指が多いの?」と、とても驚いた様子。私は、息子の多指症のことは隠すことではないという気持ちがあり「はい」と返事すると、「誰にも見せたらダメ」と注意を受けたのです。
さらには、「妊娠中に何か変なものでも食べたの?」と私を責めるような言葉まで……。「どんな姿でも、生まれてきてくれたことに感謝しています。また遊びに行きますね」とだけ言い、その日は帰ることに。
その後も変わらぬお付き合い
帰宅してからは、モヤモヤが止まらず、夫にその日のことを報告すると、「そういう考えの人がいることは仕方がないことだよ。あまり気にせずに、僕たちは堂々としていればいい」と言ってくれました。
ご近所さんなりに考えがあり、私たちへの配慮であのような発言をしたのかもしれません。その後もご近所さんは畑で採れた野菜をお裾分けしてくださったり、体のことを心配してくださったりと、私たち家族のことを気にかけ、以前と変わらない付き合いをしてくださっています。
私は今回の出来事で、人に対しての思いやりを改めて考えさせられました。
どんな姿でも息子の存在は尊いものです。もし今後、逆の立場で同じような出来事に遭遇した際は、優しいひと言をかけてあげられる人になりたいです。
著者:はやきゆうこ/女性・主婦。3兄弟のママ。5歳、3歳、0歳のやんちゃな男の子3人と多忙な夫の5人家族。子育ての経験を中心に執筆活動中。イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。
その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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