たった3つのワードでトラブルが回避!楽しく公園遊びをするための覚えておきたいマナーとは?
という気持ちが生まれるものです。
お子さんは「かして どうぞ ありがとう」を!
公園で遊ぶことは、子どもにとって家族以外の人との人間関係を学ぶことでもあります。子どもたちがお友だちと関わる時に、言えると素敵な言葉があります。それは「かしてどうぞありがとう」の3つの言葉です。
お友だちのおもちゃが気になったら「かして」と言います。逆にお友だちが「かして」と来たら、「どうぞ」と言えるとよいでしょう。さらにそれぞれ貸してもらったら「ありがとう」と言います。この3つの言葉は聞いているだけで気持ちがよい言葉です。
この3つの言葉があるとないとでは、受けた側も言った側も気持ちが全く違います。是非ともお子さんにも言えるようになって欲しいものですね。しかし、この3つの言葉、お友だちの前で急に言えるようになるものではありません。普段の家族との生活の中で使うからこそ、身に付くものです。子どもだけに「“かして”って言うのよ」と言うのではなく、子どもは大人の姿も見ていますので、大人同士も「かしてどうぞありがとう」と言っている姿を見せてくださいね。
ママは勇気を出して挨拶を!
皆さんに向けて、ママ友とのお付き合いの方法なんて書いている私ですが、実は人見知りのためママ友づきあいはとっても苦手です。初めてお会いするママさんに挨拶しようかどうしようか悩んで、勇気を出せずに挨拶しなかった。なんて経験もあります。
もちろん、公園へ遊びに行くからといって、無理に誰かと仲良くなる必要はありません。ですが、同じ「公園」という空間にいるのに、何も言葉を交わさないことは何だかむず痒い感覚になることもあるでしょう。私の経験上、最初に挨拶をしなかったら次からの挨拶はもっとしづらくなります。ですので、知らないママさんであっても「おはようございます!」と勇気を出して挨拶することをおすすめします。もしできるのであれば、挨拶のときはニッコリ笑顔で!それだけで、何だかお互い気持ちのよい気分になれるものです。
公園にいる親同士がほんの少し心がけることが、子どもにとって楽しく安全な環境になります。春の気持ちよい気候の中で、目一杯公園で遊んでくださいね!
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
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