「えっ、今晩も食事いらないの?」ブラック企業の同僚と毎晩作戦会議って本当?<夫が転職に失敗>
結婚12年目を迎え、平凡な日常を送っていた新庄さん一家。ある日、理学療法士の夫が友人の紹介で転職することになりました。その転職先で出会った人たちによって、幸せな毎日が崩れていきます……
新庄さんの夫が入職して3日で、心強い同僚の那須川さんが退職してしまいました。院長は経営コンサルタント・利府陣さんの肩を持ち、まったく話を聞いてくれません。
唯一の味方である腕道さんから今後の作戦会議をしようと提案があり、夫と2人で食事を行くことになり……。
毎日帰りが遅い…妻の嫌な予感?
レストランで食事をしながら、職場への愚痴や今後の対策を話すことになった夫と腕道さん。落ち込む夫を「結果を出せば院長もわかってくれますよ!」と明るく励まします。「一筋の光!」と腕道さんのおかげで少しだけ前向きになり、気がつくと22時を過ぎていました。
「もう帰っちゃうんですか!? もっとお話ししたいです~」という甘い言葉にドキドキする夫でしたが、一方で帰宅を待つ新庄さんはイライラ。
翌日、元気がない様子で出社する夫を見送りました。夜になり、またも「今日もごはんを食べに行くことになりました」と新庄さんに連絡がきます。連日の食事になんだかもやもやする新庄さんでした。
◇◇◇
職場で理不尽な扱いを受ける夫もかわいそうですが、一家の大黒柱である以上しっかりしてもらいたいと思う新庄さんの気持ちもわかります。職場環境が悪いとはいえ、同僚の女性と毎日食事に行く理由にはなりません。自宅で帰りを待つ新庄さんのことをもう少しは考えてほしいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 新庄アキラ