2023年5月14日 12:30
水道水はいつから飲ませてOK?赤ちゃん用洗剤の卒業時期は?ママが悩みがちな赤ちゃんのお世話3選!
一般的な洗剤に使われている、刺激が強い「合成界面活性剤」や、アレルギー反応を引き起こす可能性のある「蛍光増白剤」、洗濯後に成分が残りやすい「合成香料」、殺菌効果が強い「抗菌剤」などは、赤ちゃんの肌に触れると肌トラブルを引き起こす可能性があります。赤ちゃん用の洗剤は、これらの特定の成分を配合していないものを「無添加洗剤」として販売をしています。
赤ちゃんの肌の厚さは、大人の半分程度と言われており、バリア機能も弱いため、刺激の強い大人用の洗剤では、肌荒れやアレルギーを引き起こす可能性が高くなってしまいます。経済産業省なども、“できる限り乳幼児のよだれ掛け・肌着・オムツ等への使用をしないよう”と呼びかけるなど、赤ちゃん用の洗剤を使って洗濯することを推奨しています。もちろん、大人用の洗剤で洗ったものを着ても問題ないようでしたら、そのままでも大丈夫です。
赤ちゃん用洗剤を使う必要のある年齢は明確には決まっていませんが、アレルギー学会では1歳以下が最も皮膚が弱いとされているため、1歳を過ぎるまでを目安とするのがよいでしょう。また、体質は子どもによってそれぞれなので、1歳を過ぎていたとしても肌が弱い場合には継続して赤ちゃん用の洗剤を使うとよいでしょう。
分け洗いは、生後1カ月ぐらいまでが目安です。
大人の衣類には、赤ちゃんの肌に刺激になる成分が付着していることもあるためです。
水道水っていつから飲んで大丈夫?
赤ちゃんが水道水を飲めるのは、離乳食が始まる生後6カ月以降とされています。また、それ以前の赤ちゃんには、基本的に母乳やミルク以外の水分は必要ないといわれています。
水道水の塩素が気になる場合は?
水道水を消毒するための塩素が気になる場合は、水道水を沸騰させた湯冷ましがおすすめです。しかし、水道水を煮沸することで消毒のための塩素がなくなり、細菌が発生しやすくなってしまうため、長時間の保管は避け余った場合は処分するようにしておきましょう。
ミネラルウォーターを飲ませる際の注意点
ミネラルウォーターを飲ませる場合は、種類に注意が必要です。ミネラルウォーターには硬水と軟水の2種類があり、硬水の方がカルシウムとマグネシウムが多く含まれています。小さな赤ちゃんの場合、硬水は胃腸に負担になってしまい、下痢をしてしまう可能性もあるので「軟水」