「覚えてない」苦しい表情を浮かべた夫。言葉を縛り出し、妻に言った言葉は?<僕たちは親になりたい>
子どもが生まれてから、育児は妻の美咲に任せっきりで、家庭をかえりみない自分本位な行動が続いていた拓也。ある日の夜、赤ちゃんのお世話をめぐって、拓也と言い合いに発展。自分と娘に全く関心を持たない拓也に対して、怒りが爆発してしまいます。「そんなに私と花ちゃんと一緒にいるのが嫌なの!?」と拓也に問いただすと、「今は……嫌だ……」という答えが返ってきました。
その言葉を聞いてショックを受けた美咲は、拓也に向かって「もう何もかも期待しない。拓也は親になれなかった」と言い放つのですが、美咲の言った言葉に拓也は反応。
しかし、「親になれないのは2人の問題だ」と反論してきた拓也でしたが、美咲に問い詰めるような質問をされると、すっかり黙ってしまって……。
黙ってうつむく夫に、さらに妻が質問をすると?
「もう1つ聞いていい?子どもが欲しかったのは……
妊活は前向きな気持ちだったの?」
「もういろいろありすぎて覚えてない」
そう言うと、これまでの出来事を
頭の中で思い出していた拓也。
「いまは……妊活をしないほうが良かったと
後悔してる……」
美咲に向かって、
そうはっきりと言ったのでした。
◇◇◇
「妊活をしないほうが良かったと後悔してる」という衝撃発言が飛び出してしまいましたが、拓也はなぜこのような言葉を言ったのでしょうか。どうしてこのような発言が出てくるのか、理解できませんでしたが……。きっと拓也は分なりに何か思うところがあったのかもしれないですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
「俺のせいだ」涙を流して膝から崩れ落ちた夫。ひたらすら後悔の念にかられて<僕たちは親になりたい>