「本当にそれでいいの?」ボスママに顔色を気にしすぎるママ友に幻滅<信じていたママ友が嫌い>
主人公さくらさんが仲良しのママ友ヨワ美さんとは、同じ歳の息子の健診で出会い、そこから意気投合して関係を深めていきます。小学校への入学を機にヨワ美さんと再会し、新しくできたママ友のボス子さんからサッカーチームへ誘われて入団したさくらさん親子。しかし、そこでボスママの正体が明るみになっていきます。
ボス子さんの相手を萎縮させるような言動にモヤモヤしてしまうさくらさんでしたが、それでも楽しそうにしている息子のために頑張ろうと決意。ある日、ヨワ美さんは「サッカーチームを休んで家族でテーマパークに行く」と、うれしそうに話してくれましたが、その日に試合が入ってしまいます。ヨワ美さんは恐る恐るボス子さんに休むことを告げますが、無言の圧力に負け、テーマパークを諦めて試合に参加することに……。
顔色を気にするママ友
家族で出かける予定が入っていたヨワ美さんでしたが、ボス子さんの無言の圧力に耐えきれず、試合に参加することを選択します。ボス子さんの顔色を伺って、楽しみにしていた自分の予定を後回しにするヨワ美さん。
そんなヨワ美さんを見て、「いつからそんなふうになってしまった……?」「ボス子さんがそんなに怖い……?」と、自分には理解できないもどかしさを抱えるさくらさん。
子どもたちを必死に応援して、よその子にも期待してくれるママ友たち。それはとてもうれしいことだけど、「試合の応援は当たり前」のような雰囲気に「毎週だとキツい……」と思ってしまうさくらさんでした。
子どもの習い事に一生懸命になれるママたちは素敵です。ただ、自分や家族の予定まで犠牲にして、それを強制させられるような風潮では苦しいですよね。このような状況のとき、みなさんなら何を優先しますか?
著者:マンガ家・イラストレーター モモ