「どうしよう」ゴミがあふれる義実家で義母の料理を手伝うことに。すると驚愕の展開に<恐怖の義実家>
なぎこさんは小さな会社でOLとして働く28歳。同じ職場の豊田ゆうぞうと3年前から付き合っており、この度めでたく結婚することになりました。お互いの実家に挨拶に行く2人ですが、ゆうぞうの実家は日帰りできないほどの距離。そこでなぎこさんはゆうぞうの両親の好意に甘え、義実家に一泊させてもらうことにしました。ところが緊張の中訪問した義実家は、まさかのゴミ屋敷……。気持ち悪い虫が出てきたり、手作りおやつに異物が混入していたり、なぎこさんのメンタルは崩壊寸前です。
ゆうぞうと墓参りから帰ったなぎこさん。夕食は義母から煮物を教えてもらうことになったのですが……。
予想通りのキッチンの惨状
キッチンでハエや見たこともない虫、放置された生ゴミなどを目の当たりにしたなぎこさんは、吐き気を催してしまいます。
「このままではまずい」と思ったなぎこさんは、すんでのところで持っていたマスクを装着。とりあえず臭いをシャットアウトできたことに安堵しますが、床はストッキング越しでもわかるほどぬるぬるです……。
そして義母から「冷蔵庫から鶏肉を出してくれる?」との指令が。なぎこさんは覚悟を決めて冷蔵庫を開けますが、詰めに詰められた食材とそのきつい臭いに驚いてしまうのでした。
なぎこさんの「キッチンは怖すぎる」という予想は的中してしまったようです……。
臭いはマスクで防げても、足の裏に感じるぬるつきや目の前の虫から逃げられるわけではありません。
ですが見方を変えれば、自分の知らないところで作られた料理を出されるよりは自分で作ったものを食べたほうが安心かもしれませんね。
なぎこさんにとっては過酷なミッションですが、安心して夕食を食べるためにはもう少しの辛抱! 料理の出来上がりまで頑張って耐えてもらいたいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター もち