「お菓子欲しかったら…」いつも攻撃してくる男の子。人のいない木陰に連れて行かれ<子どもトラブル>
現在3児の母であるツマ子さんが小学校1年生のときのお話。ある日、ツマ子さんの家に引っ越しの挨拶をしにきたSくん家族。その日からSくんはツマ子さんの家に遊びにくるようになりましたが、Sくんが提案する遊びは「お風呂ごっこ」など違和感を覚えるものばかり。鬼ごっこでも胸を触られてしまいます。それを注意されてからは触られることは無くなりましたが、今度は攻撃をしてくるように。Sくんのおばあちゃんはツマ子さんがそんな状態にもかかわらず、「誰にも言わないように」とツマ子さんに圧をかけたのでした。
アイスあげるから…
いじめられていたツマ子さんを助けてくれた、Sくんのおばあちゃん。
しかし、おばあちゃんはSくんをかばうためか、「お父さんとお母さんには絶対言わないでね」と言いました。
ツマ子さんはSくんから性的な言動をされたことや、Sくんにいじめられたことを誰にも言えなくなってしまい、どうしていいかわからなくなってしまいました。
そんなある日……。
公園にお菓子を売る移動販売が来た日。
子どもたちはお菓子を買ってもらうために、家に親を呼びにいきます。
しかしツマ子さんは両親が仕事で家にいない時間帯だったため、どうしようもできず、ポツンとその場にいることしかできませんでした。
そんなツマ子さんを見つけたSくん。
みんながいるところから見えない木陰にツマ子さんを連れだし、お菓子を渡してくれました。
一瞬喜んだツマ子さんでしたが、Sくんは「お菓子欲しかったら脱げ」と衝撃の交換条件を出してきたのです。
◇◇◇
鍵っ子(帰宅時に家族が自宅におらず、自ら家の鍵を開ける子どものこと)であるツマ子さんは、ほかの子どもたちのようにお菓子を買えませんでした。
そんな寂しそうなツマ子さんにつけ入るSくん。
子どもながらに、とても卑怯で怖いですね。
このように、親が帰ってくるまでの時間に何かトラブルがあったとき、誰を頼れば良いか、どこに駆け込めば良いかなどは、日ごろからご家庭で話し合っておく必要がありますよね。