「ようやく帰れる…」ゴミ屋敷の義実家から帰ろうとすると義母が呼び止めまさかの<恐怖の義実家>
なぎこさんは小さな会社でOLとして働く28歳。同じ職場のゆうぞうと3年前から付き合っており、この度めでたく結婚することになりました。お互いの実家に挨拶に行く2人ですが、ゆうぞうの実家は日帰りできないほどの距離。そこでなぎこさんはゆうぞうの両親の好意に甘え、義実家に一泊させてもらうことにしました。ところが緊張の中訪問した義実家は、まさかのゴミ屋敷……。気持ち悪い虫が出てきたり、義母が夕食作りで腐った鶏肉を使用したり、なぎこさんのメンタルは崩壊寸前です。
味見した鶏肉があたったのか、急に具合が悪くなったなぎこさん。幸か不幸か、そのまま夕食もとらずお風呂にも入らず就寝できることになったのですが……?
つらい夜を乗り越えて
ゆうぞうの汚い部屋でひとり寝ることになったなぎこさん。
ところが夜になると何かが動く音がして、怖くて寝られなかった様子。
とは言え、ようやく待ちに待った朝を迎えました。「これで帰れるんだ!」となぎこさんもホッとひと安心。
自分を心配してくれるやさしい義両親に感謝しながら、義母に渡されたお土産を手に帰路に着いたのでした。
義実家で過ごした時間は一泊二日ですが、なぎこさんにとってはそれ以上に長い時間に感じたことでしょう。
今回は寝込んでいたこともあり食事という食事はとらずに済みましたが、ゆうぞうと結婚するとなるとまた義実家に来なければいけない日は来るはず。
そのときになぎこさんが、今回と同じようにつらい目に合わなければいいのですが……。
行きたくない場所に行かなければならないとき、皆さんだったらどのような理由で断りますか?
著者:マンガ家・イラストレーター もち