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結婚のあいさつで「公務員至上主義」の義両親に全否定された→数年後、義両親が頼ってきた理由に驚愕!

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結婚のあいさつで「公務員至上主義」の義両親に全否定された→数年後、義両親が頼ってきた理由に驚愕!


29歳の私は、母親が経営する清掃会社で清掃員として働いています。私生活では10歳年上の彼と婚約し、両家へあいさつに行くことに。ただ、少し気がかりなのは夫の両親。2人とも元公務員で、“公務員至上主義”。その上、夫いわく、人の話を聞かずマシンガントークが止まらないタイプなのだとか。とはいえ、素敵な彼のご両親だから、彼が言うほどでもないだろと、私はたかをくくっていたのですが……。

公務員以外は認めない!?


とんでもない出来事は、ある日突然やってきました。

彼の留守中、合鍵で中に入ろうとしていた私は、偶然通りかかった彼の母に不審者と勘違いされます。


 

誤解はすぐに解けたものの、あいさつも早々に義母のマシンガントークが炸裂。

「ところで、聞いておきたいことがあるのよ。あなたとご家族のお仕事は?」

私が市役所で清掃をしていることを話し始めようとした途端、義母は話を遮り、早合点。

私を、市役所勤務の公務員と勘違いしたのです。

そして、高給、安定、終身雇用と公務員の良いところを言い並べ、嵐のように去っていったのでした……。

その翌日。私と彼は、彼の実家にいました。

誤解を解こうとしていた2人ですが、義父のマシンガントークの砲火が……。


そこに義母もやって来て、私と彼は困惑するばかり。

「おい、人の話をちゃんと聞けって! 私が2人に話したいことがあるんだってば」

夫が仕切ってくれたおかげで、やっと私たちが話す番に。

 

私が誤解を解こうと本当の職業を伝えると、義父母の態度は豹変。

「公務員以外は家族として認めない」と大騒ぎし、私と彼を乱暴に外へ追い出したのです。

 

 

衝撃の事実に、義父母は…


この状況に一肌脱いでくれたのは、私の母。

彼の実家へ一緒に出向き、説得に当たってくれました。

 

そして、ここから義父母のどん底人生が始まったのです……。

「うちは公務員一家なんだ! 公務員以外は認めん! 帰れ!」

玄関に塩をまき、怒鳴る義父に、私の母は大きなため息をつきました。


「あのー、息子さんはウチの社員ですけど?」
「は、はぁぁぁああぁああ!?」

実は、彼は両親に黙って公務員を辞めていました。

仕事が合わず、心身を病んだ彼は、母が社長を務める清掃会社に転職。

そこで働く私と出会ったのです。

「……というわけで、俺ももう2人の息子じゃないよな?」
公務員を辞めていた彼は、とうとう両親と縁を切ったのでした。

 

 

数年後、義両親が頼ってきた理由とは?


その後私たちは結婚。夫と義両親が絶縁状態になってから数年がたったある日、義母から突然電話がかかってきました。

 

「ちょっと、清掃会社の◯◯ってあなたのところなの!?」

 

聞けば、義父が定年退職後に再就職しようとしたところ、希望する職種では採用が決まらず、最終的に自治体の清掃業務を請け負う会社に応募したのだとか。

 

そして、その会社こそが、私の母が経営する清掃会社だったのです。


 

「民間企業ですけど、うちの会社の面接を受けに来るつもりですか?」

と聞くと、気まずそうに黙る義母。

 

「あれだけ私たちを否定しておいて、今さら何ですか?」

義母は「そんなつもりじゃなかったのよ……!」と言い訳を並べましたが、私はそのまま電話を切りました。

 

その後、義母から夫宛てに送られてきたメッセージによると、義父は他の会社を探して再就職し、義母はパートを始めたそうですが、慣れない仕事に苦労しているとのこと。

 

一方、私は夫と穏やかに暮らし、子どもにも恵まれました。

「どんな仕事でも、誰かの役に立っていることに変わりはない。職業に貴賎はないんだよ」

そう夫と話しながら、今日も清掃の仕事に向かいます。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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