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「そんなふうに言わないで!」普段はやさしい実父。でも、子どもたちへのある対応に不満があって!?

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「そんなふうに言わないで!」普段はやさしい実父。でも、子どもたちへのある対応に不満があって!?


私は、4歳の長女と2歳の長男を育てています。私の両親は離婚しており、父は私の自宅から車で20分ほどの場所に住んでいます。車を持っていない私を気にして、よく買い物に付き合ってくれたり、子どもたちのために遠出をしてくれたりする良い父なのですが……。

子どもたちに良くしてくれる父


父は、母と離婚してからずっと一人暮らしです。仕事をしているので忙しいそうですが、「ひとりは暇やで!」とたまに寂しそうにしています。そのため、お正月やゴールデンウィークなど長期の休みがあるときは、子どもたちを連れて父の家に泊まりに行くことも多いです。

 

父の家に子どもたちと遊びに行くと、子どもたちが好きなお菓子を買っておいてくれたり、近くの公園で鬼ごっこや遊具で遊んでくれたりします。

 

泣くことは悪いこと…?


しかし、2泊ほど泊まりに行くといつもケンカになってしまいます……。
なぜなら、父は子どもたちがぐずったときや機嫌が悪いときに、「そんなことで泣かんでもええやろ〜」と、泣くことはいけないことだと伝えるのです。

 

確かに子どもの泣く声は、うるさいしイライラしてしまうことも。ただ、まだ言葉で伝えることや気持ちを処理することができない子どもは泣くことしかできません。私は父に、泣くことは悪いことではないから、子どもに積極的に泣いている理由を聞いたり、数分泣かせたりすることも、子どもが落ち着く方法の1つだと考えていると伝えたことがあります。しかし、なかなか父が理解してくれず私はモヤモヤしてしまうのです。

 

 

父と意見や教育の仕方が私の考えと異なるときは、子どもたちを連れて違う部屋へ移動したり、子どもの機嫌が悪くなったときにきつい態度をとるのはやめてほしいと伝えたりしています。

 

父の孫への愛情はひしひしと伝わりますが、たまに子どもたちと数日一緒にいると疲れてしまうのでしょう。今後は、泊まりに行く日数を減らしたり、泊まりに行っても父がゆっくり過ごせる時間を作ったり、父や子ども、そして私自身にも負担にならないように付き合いたいと思っています。


 
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イラスト/ミロチ

著者:本田りか

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