「何言ってるの?」息子からの妊娠・結婚報告。相手側の親に電話をかけると…?<常識知らずの弟の嫁>
義実家で奮闘中のいちごさん。実家のことは気にはかけているものの、なかなか連絡はできずにいました。そんなある日、いちごさんの弟・りょうが彼女を連れてきます。突然彼女・みほを連れてきた、りょうは実母にみほを任せ、美容院へ。その後、実夫も帰ってきたのですが、なんと実母と実夫、みほと3人でごはんを食べることに……。
その後、りょうも帰宅。みほがお風呂に入るタイミングで、実母はりょうに聞き込みを始めました。どうやらりょうとみほは、ほぼ同棲状態のようで、今日はりょうが実家に帰ることを知り、みほが「一緒に行きたい」と言ったそう。
そして翌日りょうと両親が行くはずだった、温泉にみほも一緒にいくことになり、実母はみほに振り回されました。
その半年後の元旦。実家に訪れたりょうから告げられたのは「みほの妊娠」でした。「あれだけ釘をさしたのに……」と不安に襲われた実母。
両親は、りょうからの妊娠・結婚報告に「精一杯の作り笑顔」しか向けられませんでした。
彼女の親に謝らなくちゃ…
覚悟を決めた実母は、息子の彼女・みほの両親に電話をかけることに。
正月明け、実母が電話をすると、出たのはみほの母でした。
実母が謝ると、みほの母は「ほんとですよ」「お父さんもね怒ってるんです」と告げました。言いたいこともあった実母ですが、ここは我慢。続けてみほの母は「でも結婚するって言ってくれて安心しました」と言い、実母は相手方に挨拶に伺うことを告げて、電話を切りました。
実母は「男親としてのけじめ」とみほの実家に謝罪の電話をかけました。大人同士のことのため、謝罪をする必要まではないのではないか……とも思ってしまいますが、実母の責任の強さには感心させられますね。今後の人生はりょう、みほがそれぞれ、自分や家族の責任を持つ意識で進んでいかなくてはなりません。
2人で協力して、実母が心配する必要がないまでに成長していってほしいですね。
原作/いちご
著者:ライター いちご 著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ
「男親の責任として…」息子のため、彼女の実家に挨拶へ。彼女の父親はまさかの<常識知らずの弟の嫁>