レモネードが小児がんの支援に!平野紫耀さんがつないだ支援のリレーを絶やさないために…
TOBEでの活動をスタートさせた平野紫耀さんが自身のInstagramにアップした1枚の画像から、支援のリレーが広がっています。話題の投稿に写っているのは、カフェでレモネードを飲む平野さんの姿。「平野さんと同じドリンクを飲みたい」と思ったファンが、レモネードを買い求めたことがきっかけでした。
レモネードを通じたムーブメントは、これだけで終わりませんでした。多くのファンがレモネードを買い求める中で、「小児がんの支援につながるレモネードがある」ということに気づき、SNSを通じて瞬く間に広まったのです。
平野紫耀さんが見せた圧倒的影響力
「人を助けること」を大切にしている平野さんのファンは、どうせ買うなら支援につながるものを……と考え、売上の一部が小児がんの支援につながるレモネードをチョイス。一部の店舗では売り切れになることもあったようです。
平野さんの圧倒的な影響力に驚いてしまいますね。
小児がん支援につながるレモネードは、2023年8月現在もさまざまなメーカーから販売されているようです。ポッカサッポロフード&ビバレッジの『LEMON MADE』の場合、売上の一部が小児がん団体に寄付され、小児がん治療の研究・発展のための支援金になっているとのことでした。
参考:LEMON MADE レモネードベース(ポッカサッポロフード&ビバレッジ)
レモネードが小児がんを支援する
では、なぜレモネードが小児がんの支援につながるのでしょうか。そのルーツはアメリカにありました。
アメリカでは、夏になると子どもたちがお小遣い稼ぎとして庭先などに「レモネードスタンド」を出してレモネードを売る習慣があるのだそう。
その起源は「自分と同じような病気の子どもたちのために、治療の研究費を病院に寄付したい」と考えたある小児がん患者の女の子が自宅の庭でレモネードスタンドを開き、多額の寄付を集めたことでした。
この活動は多くのメディアを通じて全米に広まり、今ではレモネードスタンドはおこづかい稼ぎを超えて、集めたお金を小児がん治療のために寄付するという社会貢献活動にと姿を変えたのです。
ひとりでも幸せな子どもが増えるように、私たちにできること
日本では0歳から14歳の子どものうち、年間約2000~2300人が小児がんと診断されていて、これは子ども約7500人に1人の割合です。