2023年9月7日 16:40
【撮影を考えるママ必読】ニューボーンフォト、これは絶対NG!フォトグラファーに聞いた撮影のリアル
というところ。森田さんと田村さんは、どれだけ知識があるかや経験などはもちろん、敢えて言うのであれば「赤ちゃんをお客様として捉えているか、被写体として捉えているか」だと言います。
ママにとって生まれて間もない赤ちゃんを他人に渡すのはとても怖いこと。安心して任せてもらうための配慮が必要です。
森田さんと田村さんは、撮影時にはしっかりと赤ちゃんに対して挨拶と自己紹介をするそう。それは赤ちゃんはお客様であること、そして初めての写真撮影を任されたフォトグラファーとしての努めだと話していました。
赤ちゃんを単なる被写体ではなく人として捉えているフォトグラファーであれば、赤ちゃんにとって苦しいポーズをとらせることはせず、自然で落ち着く体制を選んで撮影を行います。もちろん、赤ちゃんに負担になるほどの長時間の撮影はしません。
どんなに小さくてもひとりの人間。言葉を話すことがなくても、感情は持っています。意志の主張ができない分、赤ちゃんのことをしっかり学び、赤ちゃんに寄り添った撮影をするフォトグラファーであれば、安心してニューボーンフォトの撮影を任せられるのではないでしょうか。
ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベント
森田さんと田村さんは、ママ・パパに安心してもらうために、どのような気配りをしているのでしょう。
まずお二人は、撮影前からメッセージのやりとりを交わしているのだそうです。どんな写真を撮りたいかはもちろん、赤ちゃんにとって快適な撮影になるように当日の授乳時間までアドバイスをしているとのことでした。
しかし家庭によって授乳スタイルや育児論は異なります。撮影のためだけにそれを否定することはせず、各家庭に合わせた撮影プランを提案しているそう。
撮影のためだけにミルクやおしゃぶりの用意を求めることはありません。
多くの場合、ニューボーンフォトの撮影は家族初めてのイベントになります。妊婦のときから予約をし、ニューボーンフォトの撮影を楽しみに出産を頑張るママも多いそう。
ママ・パパがどれだけニューボーンフォトの撮影を楽しみにしているかをしっかり自覚して、撮影に臨んでいるような印象を受けました。
ニューボーンフォトのリアルを知って…
森田さんと田村さんから話を聞いて、新生児の写真撮影がいかに難しいかがよくわかりました。