「夫婦で稼いだ金だから当然だ」私のパート代を確認してきた夫のとんでもない提案<ドケチな家族>
1カ月前に結婚したカズは、夫と義母と同居中。新婚生活は幸せ真っただ中と思いきや……、超がつくほどドケチな義母と、義母を庇う夫に苦悩する日々を送っていました。ある日、カズは病院に行く予定だった日に、特売日だからと義母をスーパーに連れていくはめに。会計時に義母がいなくなったので、支払いを立て替えましたが、義母に返すそぶりはなく、夫もそういうものだと言い放ちます。
翌日、ポイントをもらうために再度スーパーへ連れて行けと迫る義母に、今日こそ病院へ行きたいとカズは言いました。そしてバスで行くことを提案。すると、カズのことを「鬼嫁だ」「ポイントも忘れる」「薬代のかかる嫁だ」とののしりました。さらには夫のことを不憫だとまで……。
あまりの言われようにショックを受けたカズは、夫に相談しようとしたのですが―ー!?
夫がお金の話をするときは…
夫の帰宅後、カズは義母に言われたことを話してみました。夫なら自分の気持ちに共感してくれるかもしれないという淡い期待を抱いていたのです。しかし……。
「女同士うまくやってくれよ」
「病院に行ったあとスーパーに連れていってもよかっただろ?」
夫はカズの気持ちに共感するどころか、まるで義母の味方。カズは余計にモヤモヤしてしまいます。
そして夫はカズにパ―ト代がいくら入るのか聞いてきました。カズはイヤな予感がします。夫がお金の話をするときはたいていロクな話ではないからです。
「だいたい8万くらいかな」
カズが答えると、半分の4万を夫婦の口座に入れろと夫は言いました。今、夫が渡している生活費4万円をパート代から出してほしい、そして残りの4万は夫婦の口座に入れてほしいと言うのです。
夫の給料で生活していく練習をする話だったとカズは詰め寄りますが、夫は「通帳から現金が減らないようにしたい」「カズの給料も見えるところにいれておいてほしい」と、意味不明なことを言うばかり。
もしカズが妊娠して働けなくなったときには、また生活費を夫が払うという約束で渋々カズは了承します。
しかし、これは失敗だったのです……。
「俺の見えるところにパート代をおいておいてほしい」