「えっ、どういうこと…!?」夫と子どもで外出することが増えた頃に姉からかけられた衝撃の言葉…
娘が5歳、息子が2歳になって、夫と子どもたち3人で出かける機会が増えたころのことです。ふと、ちょっとした空き時間ができたとき、自分が何をしたいのかわからなくなってしまいました。そんな私に、姉が衝撃の言葉をかけてきたのです――。
あれ? 私って…
娘が生まれてから5年間、ずっと育児を中心に走り抜けてきた私。途中で在宅の仕事も再開し、輪をかけて忙しくなりました。その日は子どもと夫が出かけ、家事も終わり、仕事もキリのいいところまで仕上げたときでした。
いきなりできた「何をしてもいい時間」に戸惑ってしまい、テレビをつけてみたり、動画を見てみたりしましたが、どれもしっくりきません。好きな物を食べようと思っても、思い浮かぶのは子どもの好みばかり。
結局自分が何をしたいのかわからないまま、夫たちが帰宅しました……。
衝撃を受けた姉の言葉
ある日、小学生の子どもが2人いる姉と電話をしていると、こう指摘されました。
「ちゃんと趣味がないと子どもの手が離れたら抜け殻になっちゃうよ」
「抜け殻」というワードが私にとっては大きな衝撃でした。
今は子育て中心で毎日全力ですが、子どもの手が離れたらそのパワーをどうすればいいのだろうと怖くなったのです。そこで、私は普段から自分のためにしたいことを考えておくように。
意識するだけで、意外にもやりたいことは出てきて、「昔夫とこのお店行ったな」「英会話習ってみてもいいかも」など考えるのが楽しくなりました。意外と子育てしながらできそうなこともあり、「のんびり資格でもとってみようかな」など新しい発見がありました。
下の子はまだ小さく手がかかる年齢なので、育児も仕事もしながら自分の時間をとるのはなかなかできません。
ついネットで検索することも子どものことになってしまいますが、ときには自分を優先することも大事なのだと実感しました。今は子育て期間も楽しみつつ、子育ての先の生活にもワクワクしながら過ごしています。
著者:山口花
「サンタさんって…?」 純粋な子どもの質問に親はどう答えれば!?【両手に男児 Vol.68】