「本気で言ってるの?」義母に踏みにじられた親切心。夫にも責められた妻はまさかの<義母が嫌い>
新婚のななみさんとまことさん。まことさんのお母さんは、ななみさんに初めて会った時から手土産にケチをつけるなど、意地悪な対応。結婚して間もないある日、義母が2人の新居にアポ無しで突然の来訪。荷解きが終わっていないまことさんの荷物を見てななみさんを責め、まくしたてます。さらには、ななみさんのワンピースを勝手に取り出すと「友人からもらった大切な服」と説明しても「今日のお礼はこれでいいわ」無理矢理持って帰ろうとする義母に、貸すことで決着をつけました。一カ月以上経ち、何度言っても返して貰えずに困ったななみさんは、まことさんから返すように言ってもらいましたが、翌日、待ち合わせ場所に現れた義母が着ていたのは、ななみさんのワンピース!ランチ中に義母はワンピースを汚してしまい、次の日にななみさんが取りに行くと汚れは広がり破れているにも関わらず、ろくに謝罪もせずに悪態をつく義母。
洗っていて破れたというより、何かに引っ掛けて破れた感じがしたななみさんは義母に尋ねますが逆ギレして追い返されてしまいます。
その日の夜、先に義母から話を聞いたまことさんは帰宅すると、ななみさんのことを一方的に責めます。
ななみさんは、義母とのやり取りを説明しますが、
「結局、悪いのはななみ。そんなに大切なものなら貸さなきゃよかったのに。貸さなければ、母さんがあんなに傷つくことはなかったのに。ショック受けてるとか自業自得じゃん」大切な物を傷つけられてショックを受けるななみさんを責めるまことさん。
「なんで貸した私が悪くて、汚した相手は悪くないの?」ななみさんが反論しても、取り合ってくれず……。
本気で言ってるの?
散々文句を言った後、「もういい。今度母さんに謝っておいてよ」部屋を出て行くまことさん。
“貸さなきゃよかった。はっきり断ればよかった。大切なものなのに”
プレゼントしてくれた友達の顔が浮かび、ななみさんの目からは涙が溢れます。
◇◇◇
義母に頼まれてワンピースを貸しただけなのに、汚されて破られて、さらには責められてしまったななみさん。