姉妹を支配する毒親「妹の結婚式には出ないで」→過干渉な母に2人は我慢の限界を迎え…
じつは美穂は母親を嫌っており、久美のことは自慢のお姉ちゃんと慕っていたのです。ですから、結婚式にきてほしかったのは姉のほうで、大切な姉をしいたげる母親には絶対に参加してほしくなかったのでした。そこでひと芝居打ったというわけです。
美穂の結婚式はすでに無事執り行われ、宣言通り、彼女は参列者に晴れ姿を披露しました。大好きな姉にお祝いしてもらった美穂は幸せな時間を過ごせ、忘れられない一日になりました。……母親にとっても、忘れがたき日になったでしょうけれど。
姉妹は母親と決別して…
姉妹のこれまでの人生は、不運なものでした。母親は自分の理想を言うことを聞くほうにすべて押し付け、従わないほうには罰を与えてきたのです。
子どものためと言いながら、すべては自分自身のためにやっていたこと。母親はそのことに気づけませんでした……。娘たちはこの機会に、母親に見切りをつけることにしたのです。
ここまでされてやっと自分の置かれた状況に気づいた母親は、すっかり気力を失くし、ひとり寂しく引きこもる生活を送っていると言います。一方の美穂と久美は、自分たちを苦しめた母親から離れたことで気がラクになり、性格が明るくなりました。2人はいまも仲良く、それぞれ幸せに暮らしています。
子どものためと言いつつ、親の理想を子どもに押し付けていることは意外とあるかもしれません。子どもの本当の気持ちを理解し、寄り添って応援できる親でありたいですね。
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著者:ライター ぴっとく
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