「一体、何の病気なの?」他の病気を疑う義母に、改めて診断結果を伝えるも<頑張り過ぎない介護>
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母は相手の状況など関係なく、早朝から深夜まで自分の都合でいろいろと言いつけてきます。そして困ったことに、話すたびに違うことを言うので何を信じていいのかわからず、それがまたストレスの原因になるのです。
早朝から「心臓が痛いから病院に行きたい」と言ってきた義母。結局、医師には心臓のことなど1ミリも告げず、「整形外科の薬が合わなくて喉が痛い」と言い始めました。しかし、その症状も想定の範囲内らしく、体の他の部分には何も問題はナシ。帰宅後は義姉と談笑する余裕を見せていたのですが……?
義母はもう1人いるのでは…?
毎日呪文のように「イタイイタイ」と言う義母。
痛みが続いているので、他の病気を疑いつつ、漢方薬を服用したい様子。
翌日も弱々しい声で同じことを聞いてきます。
一緒に診察室でも話を聞いたし、昨日も話したけど……。義母は双子かと疑ってしまいました。
そんなある日、待っていたアレが届きます。
早速、包括支援センターに相談へ行くと……。
圧迫骨折のあと、坐骨神経痛が発症している義母は、呼吸をするのも痛いようで「イタイイタイイタイ」と呪文のように言っています。そして、痛みが残っているため、整形外科で下された診断を疑っている様子。整形外科の薬ではなく、神経痛に効く漢方薬を飲みたいらしいです。
「私は一体……何の病気なの?」と深刻そうに聞いてくるのですが、そもそも一緒に診察室に入って説明も受けているはずなのですが。もしかして、義母は双子? はたまた二重人格? ここまでくると、認知症も心配になってくるレベルです。
そしてそのころ、市から介護認定通知が届きました。結果は要支援2。この結果で介護タクシーの利用や病院内での介助が受けられるのか、期待を胸に地域包括支援センターに相談に行ったのですが、どれも無理でした……。
認定を受けても、あまり今の状況から大きく変わることはなさそうでした。