子育て情報『「赤ちゃんへの水分補給」の意外な落とし穴…!?⇒月齢別の水分補給の方法を助産師が解説します!』

「赤ちゃんへの水分補給」の意外な落とし穴…!?⇒月齢別の水分補給の方法を助産師が解説します!

目次

・生後6カ月未満の赤ちゃんの水分補給
・生後6カ月〜1歳未満の赤ちゃんへの水分補給
・一気に飲ませるのはNG! 与え方のポイントは?
・1歳以降の水分補給のポイントは?
・水分補給をおこなうタイミング
・まとめ
「赤ちゃんへの水分補給」の意外な落とし穴…!?⇒月齢別の水分補給の方法を助産師が解説します!


助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、赤ちゃんの水分補給について教えてくれました。これからの季節、水分補給は欠かせないですよね。月齢ごとのポイントや水分補給の際の注意点についても詳しくお話ししてくれています。ぜひ参考にしてくださいね。

気温が高くなるこの時期、赤ちゃんの水分補給に迷うこともあるかと思います。

今回は、月齢ごとに水分補給のポイントについてお話ししていきます。

生後6カ月未満の赤ちゃんの水分補給

生後6カ月未満の赤ちゃんへの水分補給は母乳か育児用ミルクが最適で、その他の水分は不要と言われています。お茶や白湯などの水分は赤ちゃんの未熟な消化機能では水分として取り込みづらく、その他の水分をとることで必要な母乳や育児用ミルクを飲む量が減ってしまうことがあり、必要な栄養が取れなくなってしまうリスクがあるからです。


そのため、生後6カ月未満の赤ちゃんが外出先や野外でなどで汗をたくさんかいた場合には他の水分をあげるのではなく、授乳間隔を通常よりあけないようにするなど、こまめに授乳をすることが大切です。

生後6カ月〜1歳未満の赤ちゃんへの水分補給

生後6カ月〜1歳未満の赤ちゃんは、離乳食を食べるようになってきて、母乳の授乳回数や育児用ミルクの量が減ってくるかもしれません。基本的には生後1歳未満であれば、水分補給の中心は母乳や育児用ミルクがメインなので、無理してその他の水分で水分補給する必要はありませんが、お茶や白湯などの他の水分も離乳食や授乳に影響しない程度に進めても良いでしょう。

最初は、麦茶や白湯をあげるようにすることをおすすめします。ミネラルウォーターをあげる場合は、赤ちゃんの胃腸に負担の少ない軟水にしましょう。

また、赤ちゃん用のイオン飲料やジュースは、あげすぎるとそれだけを好んで飲むようになることがあり、糖分のとりすぎに繋がってしまいます。発熱などの病気の際にもなるべく、母乳や育児用ミルクを与えるようにしましょう。


一気に飲ませるのはNG! 与え方のポイントは?

麦茶や白湯の赤ちゃんへの与え方のポイントは、いっぺんにたくさん飲ませるというよりは、少量を数口程度にこまめに分けてあげる感じがおすすめです。基本的には、コップやスプーン、ストローなどであげるようにします。

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