「やはりな!」2人きりで話したいというママ友。詳しい内容を聞くと返ってきた驚愕返答<ママ友と私>
後日、カヨさんと話すと、同じ内容の連絡が彼女にも届いていて、カヨさんが勧誘でなければ行きますと伝えると、すや子さんの時と同様、既読スルーのままに。
田中さんも、そしてこれまですや子さんを勧誘してきた人たちも、悪気はなくただ「自分がいいと思うもの」「良かれと思ってのこと」だったのかもしれません。
しかし、最初に友だちを装って近づいてくることや、ブラインド勧誘は悲しいのでやめてほしいと思うすや子さん。何かすすめたいものがある場合は、事前に目的を伝えてほしいと心から思うのでした。
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個別でお茶を誘ってきた田中さんに、すや子さんもカヨさんも勧誘のないお付き合いしたいと伝えますが、その後の返信はないというなんとも悲しい結果に。
ママ友は子どもの人間関係にも関わってくるので断りづらいと言うすや子さん。田中さんの件はその典型的なパターンと言えますよね。
すや子さんは、勧誘や宗教自体が嫌だと思っているわけではなく、何かを広めるために宣伝やPRは必要だと思っているそう。
もし本当に善意ですすめてくれるなら、メールなど断りやすい状況での勧誘や、事前に勧誘が目的だということをきちんと伝えてほしいとのこと。
悲しいのは、友だちだと思っている人から久々に会って実は勧誘だったパターンや、友だちになりたいと近づいてきて真の目的は勧誘だったというパターン。
産後でメンタルが落ちている時に親切なふりをして接触してきて勧誘だった時は人間不信になって本当に辛いものです。また、子どもの発達について悩んでいた時に「この話を聞いたら…」「これを買ったら改善する」という親ならではの悩みにつけ込むのも性質が悪いですよね。
すや子さんは、産後うつで家に息子さんと2人きりになることを避けるのと息子さんの発達を促すために、公園や児童館など毎日どこかへお出かけすることでたくさんの人に会う機会があり、その結果勧誘に遭う確率も高かったのではと自ら分析。
このマンガでママ友が怖いと思ってしまうかもしれないけれど、大多数は勧誘しない人たちであり、よい出会いもあったのでご心配なくとのこと。
マイナスイメージを先行させすぎたり、反対に無防備になりすぎることなく、ママ友とのお付き合いを楽しみ、もし問題になりそうかなと思った際には、まずはパートナーや家族、信頼のおける人たちに相談しつつ、頭の片隅にこのマンガで起きたことに思いを馳せていただければと思います。
著者:マンガ家・イラストレーター すやすや子
「え、私のせい」産後のうつメンタル期に妊婦健診で会ったママのSNSで知る驚愕の事実<ママ友と私>