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医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>

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医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


4歳の女の子・いとちゃんは、かんしゃくがひどく、家でも保育園でも周囲の大人を悩ませていました。だんだん、かんしゃくを起こす頻度が増え、不安になったママは心療内科で子どもの心身の発達の度合いを調べる「発達検査」を受けさせることに。心療内科での診断方法、そして医師から告げられたこととは?

1カ月ほど予約を待ち、やっと心療内科を受診することに。

 

心療内科へ行くと、まず「木を描いてください」と言われました。これはバウムテストというもので、子どもの精神状態が反映される心理テストです。

 

予約していたものの、院内は混雑しており1時間以待つことに。そうこうしていると、やさしそうな先生がやってきてやっと、診てもらえるようになりました。

 

「おたくのお子さんは…」医師の診断は?


医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

 
医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

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医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

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医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>


 

 
医師「お子さんの症状は…」わが子の発達や多動が気になる→先生の見解は?<娘の癇癪がひどい>
 

医師から「好きな遊びは?」と聞かれ、いとちゃんは「鬼ごっこ!」と答えるなど、何気ない会話が続きます。
いとちゃんとの会話が終わると、次はママに質問が。普段のいとちゃんの様子を聞かれ、「かんしゃくがひどくて、あとは夜も眠りが浅いです」と話しました。

 

いとちゃん、そしてママの話を聞いた上での医師の診断は「発達など特に心配はいらないと思います」とのこと。「運動も得意そうで、むしろ発達は早いほうですね」とも言われたのです。「4歳くらいの子どもではかんしゃくを起こすし、そこまで心配しなくていい」という診断でした。また、発達検査についてはあまり必要がないとのことで、今回は見送ることに。

 

かんしゃくに対して使用できる漢方と、むずむず脚症候群への対処法として鉄剤を処方されました。先生から「今後、何か気づくことがあれば発達検査もできますので、ひとりで抱え込まず相談しに来てくださいね」と温かい言葉を声をかけてもらい、ホッとしたママでした。


「ひとりで抱え込まないでください」というやさしい言葉をもらうだけでも、救われますよね。かんしゃくの頻度や落ち着きのなさの程度は人それぞれ異なり、悩んでしまう度合いも違います。「気にしすぎ?」「まだ我慢できる!」など自分だけで判断や解決しようとせず、病院を受診するのもひとつの手かもしれませんね。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

※甘麦大棗湯(カンバクタイソウトウ)について
心身の興奮状態を鎮めて、不安定な状態を改善させる働きがあると考えられています。子どもの夜泣き、ひきつけ、興奮、不眠、不安などの症状があるときに、処方されることが多いです。比較的甘い味なので、子どもでも飲みやすいと言われています。


 

※むずむず脚症候群について
むずむず脚症候群は、夜間覚醒や不眠症を引き起こす痛みをともなう脚の感覚異常です。 足や手に不快感が現れ、症状を抑えるために、こすったり、叩いたりすることがあります。鉄分不足(貧血)、神経伝達物質の機能低下、全身疾患、薬剤の副作用、まれに遺伝性などが原因だと考えられています。子どもの場合、不快感や症状をうまく伝えられないため、ぐずってしまうことがあります。

 

※むずむず脚症候群と鉄剤について
むずむず脚症候群の原因のひとつとして、鉄分の不足が挙げられます。そのため、鉄不足を解消するために鉄剤が処方されることがあります。鉄剤を飲む前には鉄欠乏があるか検査することがあり、鉄欠乏の診断は赤血球の大きさや大小不同を見たり、フェリチン値で診断したりします。症状が軽い場合は鉄分が豊富なレバー、ホウレンソウなどを積極的に取りいれ、マッサージをおこなうようにしましょう。


 

監修者:医師 神奈川県立こども医療センター 産婦人科 松井 潔 先生 著者:マンガ家・イラストレーター わさび

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