「この人でなし!」理不尽過ぎる義母に、そのままの言葉を返したくなる衝動に<頑張り過ぎない介護>
一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。お盆を迎えたあたりから、少しずつ自分で外出しようという気が出てきたような義母。自分都合で周りを振り回すのは相変わらずですが、寝たきりになるよりはいいのかもしれません。新しく買った杖は、まだあまり出番はなさそうで、置き去りになったり、畳んでカバンにしまわれていたりします。
息子の世話もあれば、思ったように体が動かない日だってある……。しかし、義母にはまる子さんの事情は通用しません。10分後の待ち合わせが40分後になろうとも、まる子さんが寝込んでいようとも、自分のやりたいことは、こなさないと気が済まないようで……。
家族の体調よりも、自分の夕飯が心配
あるとき、まる子さんはワクチン接種の副反応により、発熱してしまい……。
新型コロナのワクチン接種で発熱しているのに、義母が王子(息子)のお迎えに行くように言ってきました。
夫婦でワクチン接種をした翌日。想定の範囲内ではありましたが、2人とも高熱に震えていました。そんなわけで、息子には自力で帰ってくるように伝え、様子を見ながらリビングで水分補給をしていたのですが……。そこにやって来たのは義母。息子が重い荷物を持って帰ってくるのはかわいそうだと言ってきます。しかし、この状況では送迎は無理。そう伝えると……。
「この人でなし!」……と、怒りだしました。
もちろん、義母が息子のことを思ってくれているのはわかりますが、どう考えても高熱の私が運転して送迎できるわけがありません。そして、しばらくすると息子は自力でちゃんと帰ってきました。
さて、次の問題は夕飯です。炊きたてのご飯を食べたい義母 VS レトルトで何とか済ませてほしい私。義母は「米さえ研いでくれればスイッチくらい入れてやる」という、謎の主張をしてきます。お米が研げるならスイッチも入れられるような……? 私に続いて夫にも冷たく突き放されて、しばらくおとなしくしていた義母。