友だちから「あなたの彼氏と結婚しました♡」と謎連絡→「夫は隣で爆笑してるけど?」略奪女の末路は
とのお誘いメッセージがしつこく来ているようです。
「こんなこと言いたくはないけどさ」と切り出した彼氏。「本当に友だちなの?友だちだったらこんなことしないと思うんだけど」という彼氏の言葉に、私は彼女との思い出を振り返ります。
彼女と私は、小学校から大学まで一緒のいわゆる腐れ縁。しかし、高校時代に、彼女は友人の彼氏を奪った疑惑があったのです。かなりの修羅場になったものの、彼女は「勝手に惚れられただけ、奪ってない」の一点張りで、結局うやむやに。
そのことを話すと、「俺、マジでそういう女の子無理……」と彼氏。すぐに友だちの連絡先をブロックしたようです。
彼女を結婚式に招待することも、そして今後の付き合いも考え直さなければならないようです。
あなたの婚約者は私に夢中♡
2週間後――。
「私ね、謝らないといけないことがあるの」と友だちからメッセージ。先日以来、メッセージのやり取りもしていなかったので、謝られるようなことは思い当たりません。
とりあえず話を詳しく聞こうとすると、「実は、あなたの彼氏と結婚することになったの!」と爆弾発言……。
友だちによると、私の彼氏が「こそこそメッセージをやり取りする関係はもうやめよう」と言い出したそう。そして、偶然市役所の前で、婚姻届を持った私の彼氏に出くわし、気持ちに応えてあげたいと思ったのだそうです。
「せっかくの婚約者さんを奪ってごめんね!」
「でももう彼は私に夢中だから諦めてね!」
「夫が隣で爆笑してるんだけど」
「え?」
彼氏が先日、市役所に婚約届を取りに行ったのは事実です。
しかし、その婚姻届にサインしたのは私。すでに彼氏は私の夫になっています。彼氏がやめようと言ったのは、友だちがしつこいから。しかし友だちは、こそこそやり取りせず堂々と付き合おうと言われたと勘違いしていた模様。夫は友だちとのやり取りを見て、おなかを抱えて笑い転げています……。
夫によると、最近出かける先々でものすごくアツい視線を感じていたそう。私と出すための婚姻届をもらった帰り、視線を感じて振り返るとものすごい笑顔の友だちがいたそうな……。大の男が叫ぶのを必死で我慢するくらいに、ホラーだったそうです。
「誰が友だちの男を狙うような女に惚れるかよ」