「夫がおかしい…」義母との関係作りに悩む中、夫への不満も膨れ上がりはじめ <義母との同居問題>
夫と2人暮らしをしているペンコさん。そんなペンコさんは、義母のことを尊敬し、義実家との関係は良好でした。義実家近くに引っ越した妊娠中のペンコさんと夫。病気がちだった義父の他界後、ひとり暮らしになった義母を心配した夫が、義母との同居を打診してきました。ペンコさんは悩んだ末、義兄弟の言葉もあり一旦同居話は保留に。しかし、また同居について考えるときが来ると思うと不安だったペンコさんは里帰り出産の際、実母に相談をしたのです。実母からのアドバイスでペンコさんの心は晴れ、自分たち家族の形が定まるまでは同居はしないという結論に至りました。ただ、義母との良好な関係は続けていきたいという思いもあり、ペンコさんは子どもとともに義実家へ頻繁に訪問。
その結果、だんだんとしんどさを覚えるようになったのです。
自分から義母の家に行っているのに、どうしてこんな気持ちになるのだろうとペンコさんは考えます。
無理して頑張っていた理由
しんどいと思いながらも義母の家に行くのは、夫に「同居しなくてもうまくやっていける」ということを証明したかったからだという、自分の気持ちに気付いたペンコさん。
それから義母の家に行く頻度を減らしますが、そんな中でも義母のやさしさを改めて実感することができました。しかし、義母が思った以上に心配性なことや、少し頑固で夫と喧嘩をすることもわかったのです。
義母に、夫との喧嘩に対して意見を求められてしばし困ることもあり、「これが同居したら頻繁に起こるのか…」と不安に思うこともありました。
そんな日々の中で、ペンコさんは夫に対して疑問に思うことが出てきたのです。
自分の本当の気持ちに気付き、義母に会う頻度を減らせたことは、産後のペンコさんのストレスを減らすためにも得策だったのではないでしょうか。
しかし、新たな不安要素が増えつつも、義母との付き合いをうまくやれるようになってきたペンコさんがやっと落ち着けるのかと思ったのも束の間でした。
義母との話をしてもなんだか他人事のような夫の言動には、私たちもモヤモヤを感じずにはいられませんね。
今は大きなものではありませんが、次々とペンコさんの中に生まれる小さな悩み。
どんどんと膨れ上がる前に、日々少しずつ気持ちを伝えることができると良いですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ペンコ