「何ができていないのか、わからない!」通帳を返してほしい母の暴言が止まらず<母の認知症介護日記>
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。母・あーちゃんは、娘たちが通帳を預かっているということをすっかり忘れてしまい、自ら通帳の再発行手続きをしていました。おまけに、趣味のダンスにもお金がかかるので、自分で通帳は持っていたいと言いだします。さすがに今の状態で通帳を管理するのは無理だと説得しますが、納得しては忘れ……の無限ループに突入してしまいます。
自分でも予定を管理できるように、スケジュール帳を持ち歩くようになったあーちゃん。しかし、書いていても忘れるものは忘れてしまう……。でも、忘れてしまっているという事実は覚えているようで、本人は「全然問題ない」と、なぜか前向き。
しかし、ずっと見守っている家族から見れば、確実に症状は進行していて……。
少し早い喜寿のお祝い
病院でアンケートが配られたものの、手がまったく動かず……。
理由は、「日付がわからなかったから」のよう。
ついに、自分の誕生日も忘れてしまったみたいです。
そして……年齢も忘れてしまったみたいです。
そんなわけで、少しでもあーちゃんの記憶があるうちに、姉のあーにゃんの家族を含め喜寿(きじゅ)のお祝いをすることに。
そのときの実際の写真がコレ。
あーちゃん、うれしそう!
お祝いの食事を作るにも、料理すら忘れてしまっているようです。
ハイヒールでかっこよく歩くあーちゃんを見るのは、最後かもしれない……。
食事会の道中、通帳を返せと迫り、姉を困らせていたらしいです。
食事会が終わっても、怒りは収まらず……。
と思いきや、翌日は穏やかモードに変わっていて……。