隣を見た瞬間、夫が事故に遭ったのは現実だと認識。目からは涙が溢れ出し…<妻の友人を抱いた夫>
結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。
その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまいました。ユリはこれまでのヒナタの怪しい行動を全部両親に話すと、父親は「ヒナタ君とは離婚しなさい」と言ってきたのです。
その言葉に対してユリが困惑した表情を浮かべていると、突然スマホの着信が鳴り出しました。
電話に出ると相手は病院の関係者からで、ヒナタが事故に遭ったことを告げられました。
ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿がありました。モネは「ヒナタ君がこうなったのも私のせいだから」と言い出し、詳しい状況を説明すると「ごめんなさい」と泣きながら謝罪しました。ユリはそんなモネに対して、「今日はもう帰って」と言うと、「ヒナタのことだけ考えたい」と率直な気持ちを伝えたのでした。
モネは無言で立ち去ると、ヒナタのことだけに集中するユリ。当然、ハッと目を覚ますと、目から涙が溢れていて……。
隣を見ると、夫はそこにいなくて…
目覚めたユリは慌てて隣を見ると、
ヒナタの姿はなく、事故は現実に起こったのだということを
思い知らされたユリ。
以前、撮った写真を見返していると、
ヒナタとの写真のほかに、
モネとのツーショット写真が表示されました。
しばらく写真を見返してたものの、
ユリはとっさに何かを思いついたのか、
スマホから目をそらすと、どこか1点を見つめていたのでした。