「またゲーム?」趣味に没頭する夫に届かない声…さらに夫はまさかの行動にでて?<夫がゲームと結婚>
事務員として働く梨子さんは、友だちに連れられて参加した街コンで出会った2歳年上の弘人と結婚。心配していた義両親との仲も良好で、結婚してからも2人は月に1度一緒に出かけるなど、絵にかいたような新婚生活を送っていました。結婚してから半年経ち、スマホのゲームをし始めた弘人がに、純粋に新しい趣味が見つかったことを喜んだ梨子さん。しかし、弘人は次第にゲームを優先させて梨子さんをぞんざいに扱うようになります。梨子さんは弘人の態度に恐怖を覚えるとともに、孤独を感じてしまい……?
結婚する前の私って何をしてたんだっけ?
ゲームに夢中で、会話すらしてくれなくなってきた弘人。
月に1度のデートでさえも断られ、私はむなしさがこみ上げてきました。
弘人に相手にされない孤独を埋めるため、梨子さんは新しい趣味を見つけようと街へ。
さまざまな選択肢を見つけるも、どれも自分には合わない気がしてしまい、結局何も収穫がないまま帰ることに……。
悩んだ梨子さんは、結婚前には休日に友だちとランチをしていたことを思い出し、早速約束を取りつけました。食卓で友人とランチに行くことを弘人へ報告しようとしますが、肝心の弘人は食事の席でもスマホを見たままこちらを見ようともしません。注意をしても「このメッセージを返したら」と、いつものようにかわすばかり。
「もういらない」
挙句の果てに、弘人は食事の途中だというのにゲームのイベントをするため急に席を立ち、部屋へ引きこもってしまったのです。
目を見て話してくれる弘人の姿に惹かれ、交際から結婚へと進んだ梨子さん。
こんなにも目を見てくれない今の弘人の姿は、梨子さんにとってつらいものがありますね。
尽くしても返されず、むなしさばかりが募ったことでしょう。
生きていくうえでこれだけ熱中できる趣味があることは良いことかもしれません。ですが、家族をないがしろにしてまで続けるべきものなのか、弘人には今一度考えてもらいたいものですね。
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作画:べにたけ
著者:ライター 梨子
「私たちまだ新婚だった」友人の言葉で我に返り愕然…夫婦仲を解決する糸口とは?<夫がゲームと結婚>