「嘘だろ…?」男の子の服を平気で娘に着せるなんて…夫の反論に対して妻は<妻は娘に無頓着>
木ノ本しんごさんは、29歳の会社員。28歳の妻・竹子と職場結婚し、長女・さつきが誕生しました。さつきの誕生を機に竹子は退職。しんごさんは、おしゃれに気を遣わない竹子のことが大好きです。古くて毛玉だらけの服をさつきに着せる竹子の意見に、納得ができないしんごさん。思い切って竹子に本音を話しますが、聞き入れてもらえません。しんごさんは、会社の人からのプレゼントを装い、へそくりでさつきのための服を購入してあげるように。そして、1年後のある日、竹子のお友だちからおさがりの服を譲ってもらえることになり……?
さつきに対する竹子の無頓着さを、じわじわと痛感しているしんごさん。
きれいなものばかりだというおさがりの服に期待していましたが……?
ここまでひどいとは思わなかった…。
譲り受けたおさがりの服は、すべて男の子用。
がっかりするしんごさんをよそに、竹子は大喜びしています。男の子用の服でもまったく気にしていない竹子に対して、しんごさんは驚きを隠せません。
「女の子だから、男の子だから」という縛りはないと主張する竹子。
しんごさんは竹子の意見も一理あるとわかっています。
しかし、育児に関して自分の意見が採用されることがなく、モヤモヤする気持ちは膨らんでいくのでした。
竹子の言うように、男女で着る服に区別をつけるべきではないのかもしれません。とはいえ、男の子用の服を娘に着せたくないしんごさんの気持ちもわかりますよね。
しんごさんも竹子と同じように、さつきのことを大切に思う親。
竹子がしんごさんのさつきに対する思いを理解できると良いですね。
著者:マンガ家・イラストレーター 神谷もち