人に流されず自分を持っている友人を妻は実はずっと尊敬していて…?
結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。
その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられました。
ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは詳しい状況を説明すると「ごめんなさい」と泣きながら謝罪。ユリはそんなモネに対して、「今日はもう帰って」と言うと、モネは無言でその場を立ち去ったのでした。
翌朝目を覚ますと、モネの所へ向かったユリ。モネが出てくると「今話せる?」と尋ねると、先にユリが口を開きました。ユリはモネとの関係を修復させたいと訴えるのですが、モネはその言葉に困惑してしまいます。しかし、ユリはモネに対して「全部憧れだった」と伝えると、尊敬している部分を語り出したのです。
物事を白黒はっきりつけられる友人に憧れていた妻は…
「他人の目を気にして自分のしたいことを
我慢するのはおかしいよ」
「あの子はちゃんと自分を持ってるからいいよね」
「あの人は私と価値観が違うから、
関わらなくていいかな」
学生時代から人に流されず、
自分の意見を持っているモネに対して
密かに憧れを抱いていたユリ。
「好き嫌いがはっきりしてるモネの好きは、
何よりも信用できた」
「モネと一緒にいると、
自分のことが好きになれたんだ」
ユリはずっと思っていたことをモネに伝えたのでした。