「夫をちゃんと笑顔で迎えてあげたい」妻は神妙な表情で自分の思いを語り始めて…
結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。
その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられました。
ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは詳しい状況を説明すると、泣きながら謝罪をしてきました。翌朝ユリはモネと話し合うため、モネの家に向ったユリ。
今までの自分の思い、もう一度仲が良かったころの関係に戻りたいと伝えるのですが、モネは「嘘だ!」と言い張ると、反論してきたのです。
その後、モネは「なんで今そんなこと話したの?」と尋ねるのですが、ユリは「ヒナタが目覚めたとき、ちゃんと笑顔で迎えたいから」と話し始めて……?
妻の発言にはちゃんとした意図があって…
「まずはヒナタに元気になってもらうことが1番で、
ゴタゴタ話はあとになってもできるから……」
「何よりヒナタが今どこかでさまよっているとして、
こっちに帰って来られない理由が、
私たちだったらって考えたら、
ちゃんとモネに話さなきゃって思ったの」
「ヒナタに帰ってきたいって
思ってもらえるように」
モネはユリの話を黙って聞いていたのでした。
◇◇◇
このままモネとギスギスした関係のままだと、ヒナタは安心して帰って来られないかもしれない……と考えていたユリ。ヒナタとモネの関係について、いろいろと思うところはあったと思いますが、ヒナタが無事に戻って来てくれることを1番に願っていたことが伝わってきます。1日も早くヒナタが目覚めてくれるといいですね。
著者:マンガ家・イラストレーター ちなきち
赤ちゃんの脳がぐんぐん育つ新サービス「ポケットイクモ」リリース記念 育脳に役立つ絵本1年分プレゼントキャンペーンが好評スタート!