事故後、やっと目覚めた夫は「ずっと夢を見ていた」と話し出して…?
結婚式前、お酒の失態で妻・ユリの古くからの友人であるモネと一夜を共にしてまったヒナタ。その後、モネとは結婚式で再会するも、ヒナタがモネに好意を持たれてしまったことで、式をめちゃくちゃにされてしまいました。なんとか無事に式は終わり、モネから解放されたかと思っていたある日、突然モネが隣の部屋に引っ越してきました。モネの腕には赤ちゃんが抱っこされていたのですが、その赤ちゃんの父親はヒナタだと言われ、ヒナタは困惑してしまいます。その事実はユリには隠し、モネの言いなりになる日々を送っていました。
その後、ユリがヒナタとモネの仲を誤解する出来事が起きてしまい、怒ったユリは実家に帰ってしまうのですが、突然電話でヒナタが事故に遭ったことを告げられます。
ユリが慌てて病院へ向かうとそこにはモネの姿が……!モネは事故当時の詳しい状況を説明すると、泣きながら「自分のせいでヒナタが事故に遭った」と言い、頭を下げ謝罪をしてきました。
その翌日、ユリがモネと話し合いをおこなうのですが、その直後ヒナタの意識が回復。
ユリは泣きながら「よかった」と口にして……?
涙を流して喜ぶ妻に、夫は「夢を見ていた」と話し出して…
「ずっと夢を見てたんだ……」
口を開くとそう話し始めた夫。
「すごく温かいところで、心地良くて……。
俺はしばらくここえいいやって思ってたんだけど」
すると、突然女性が話しかけてきました。
「ばか、何してんの」
「へ?」
女性の言葉にきょとんとしながらも、
「早く行きなよ!!」という言葉を聞いて、
ひとまず走り始めることに……。
「早く!!もっと!!もっと!!」
そして手を伸ばすと、
ヒナタは夢から目覚めたのでした。