「お金のことだけど…」義母が高齢で病気がちに→ドケチ夫に義母の財産を相談すると?<ドケチな家族>
結婚と同時に夫のヒロキとドケチな義母と同居中のカズ。娘が生まれてもドケチな義母に振り回されっぱなしです。節約生活に耐えかねたある日。いよいよ計画を実行するために、カズはヒロキに保育園に子どもを預けて正社員で働こうと思っていることを伝えました。「保育料がこれだけかかるから」と伝え、ヒロキの説得にも成功!計画の第一歩として保育料を3万円多く伝えるという「1つ目の嘘」をついたのでした…。
「何とか就職できたんだけど、残業はできないし、そんなに給料はよくないの……」と言って給料が低いと思い込ませることにも成功!
実際は、資格のおかげで待遇のよい会社に就職できていたので毎月8万円ずつこっそり貯金をできるのです。これがカズの計画の、「2つ目の嘘」です。
育児も仕事も慌ただしい日々が続きましたが、彫金が順調に増えていきました。
カズの計画は順調に進んでいくのでした。やがて月日は流れ、子どもは中学生に。義母が病気がちになってきたので、カズはヒロキに義母に生前贈与をしてもらうことを提案するのですが……!?
夫の反応は
時は流れ、娘のリナが中学生になる頃には、元気で身勝手だった義母も高齢になり病気がちになりました。
カズはお義母さんもいつまでも元気ではないということも考え、生前贈与をしてもらうのはどうかとヒロキに切り出しました。年間110万円以下なら贈与税がかからないという節約方法にすぐに食いついたヒロキは早速、義母に話をすることに。
義母に生前贈与の話を持ち出し、それが高い税金を払わなくてよいということと、「俺らが面倒を見るから!」と説得をすると……。
「まぁ……面倒を見てくれるっていうなら……」と意外にすんなりと受け入れたのでした。
すると、ヒロキは「毎年贈与税がかからないギリギリの額を俺の口座に……」と言い出したのです。
そこへ、「ちょっと待った!」とカズ。
いずれ娘の大学進学なども見据えてその費用に使いたいから娘に生前贈与をして欲しいと伝え、納得の上、毎年義母の貯金をリナの口座に移していくとになりました。
これでやっと、リナの将来のためのお金をヒロキに使われずに済むようにできたのでした。