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「あの…」お産が進まずいきみ逃しに苦しんでいた私→えっ?産院のスタッフさんから衝撃の質問とは!?

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「あの…」お産が進まずいきみ逃しに苦しんでいた私→えっ?産院のスタッフさんから衝撃の質問とは!?


出産は鼻からスイカを出すような痛さだと聞いて恐怖を感じていましたが、実際に経験して、私は陣痛に耐える時間のほうがつらかったように思います。産院に着いて、陣痛に耐えているときに思わず「今!?」とツッコミを入れてしまった出来事をお話しします。

なかなか進まないお産……


出産予定日の2日後の明け方に陣痛が始まり、産院へ着いたときには子宮口が6cm開いていたため、そのまま夫と一緒に分娩室へ移動することになりました。ついにわが子に会える! と私も夫も気持ちが高ぶっていました。

 

ところが、子宮口の開きが6cmからなかなか進まず、分娩室に移動してから6時間が経過。「今、いきむと赤ちゃんが苦しくなるよ」と助産師さんに言われていたので、私は必死にいきむのを我慢していました。このいきみ逃しの時間が本当に苦しかったのです。

 

いきみ逃し中にまさかの質問!


必死でいきみ逃しをしている最中、産院のスタッフさんが朝食を運んで来てくれました。
「食べる?」と聞いてくる夫に、首を横に振るのが精いっぱいの私。

 

しばらくすると別の女性スタッフさんが下膳に来てくれたのですが、その際に早口で「明日からの朝食につける飲みものはコーヒーか紅茶、どちらがいいですか?」との質問が……!

 

まさかのタイミングでの質問に、私は思わず「今!?」とツッコミを入れてしまいました。しかし、そのベテラン風のスタッフさんは無反応で、私の回答を待っている様子。夫が「あとでお伝えしてもいいですか?」と返答すると、「わかりました」と言って部屋を去っていったのでした。

 

無事に出産が終わり、夫と一緒に病室へ移動したあと、「あのタイミングで聞かれると思ってなかったね」と2人で笑ったのを覚えています。

 

 

陣痛やいきみ逃しがあんなにつらいものだとは思っていませんでした。そんな出産直前のタイミングで、朝食の飲みものについて聞かれるとは予想しておらず、とても印象に残りました。今でもときどき思い出して、夫と笑い合える大事な思い出になっています。


 

 
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:下川美悠/女性・主婦。2022年に不妊治療の末に長女を出産。理学療法士として病院勤務。現在は育休中で日々ワンオペ育児に奮闘中。長女の妊娠中や出産後のつらかったことや楽しかったことなど自身の体験を執筆している。

イラスト:森田家

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。
大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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