「どうしよう…」バスでじっとできない娘に手を焼く私→すると見知らぬ高齢女性が声をかけてきて…!?
娘が1歳半くらいのころ、バスで移動していた時の話です。私が静止しても娘の動きたい欲が強く、信号待ちで停車するわずかな時間もじっとできず手を焼いていたら、隣に座っていた高齢の女性が声をかけきたのです―。
グズグズの娘に焦る私
座るように注意してもすぐに立ち上がりグズグズする娘。エスカレートしていくグズグズに疲弊し、周りに迷惑もかけてしまうことから、途中で降りることも頭によぎっていました。すると……。
お隣に座った高齢の女性から「かわいい時期ね」と話しかけられたのです。
「騒がしくてすみません」とお礼を言いつつ謝ったところ、「もし良かったら」とバッグについてたキューピーちゃんのキーホルダーを渡してくれました……。
申し訳なくてすぐに返そうと思っていたのですが、「良かったらもらって」と言ってくださったので、娘に渡してみるとキューピーちゃんに興味津々!
娘はようやく私の膝の上に座ってくれました。
その後バスに乗っている15分の間、おとなしくしてくれて、とても助かり、私はお隣の女性に感謝の気持ちでいっぱいに。
今後、女性を見習って、子どもの対応に困っているママたちを見かけたら私も声をかけたり助け船を出したりと、行動できるようになりたいなと思った出来事でした。
イラスト/ふくふく
著者:阿部陽菜
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug