「耳に異物を入れちゃって取れないの!」娘を預けた実家から緊急連絡!なんでそんなもの入れたの!?
ある日、実家に娘を預けると、母から緊急の電話が! 一体なにがあったのかと話を聞くと、娘の身にとんでもないことが起こっていたのです……。
どうしてそうなった!?
4歳の娘を実家に預けていた日の出来事です。
母は一緒に泊まっていた甥のお風呂上がりのお世話をしながら、先にお風呂から上がった娘に紙コップで水を飲ませていたそうです。母が甥のお世話を終えてリビングに戻ると、紙コップの一部がかじられているのを発見。娘に「かじった紙コップの一部はどうしたの?」と聞くと、娘は耳の穴を指差したのだそう。母と一緒にいた父がびっくりして娘の耳の中を見ると、破れた紙コップの一部が耳の中に入っていました。耳鼻科はしまっている時間だったため、父がピンセットで取ろうとしたようですが取れず……。どうしようと焦った両親から私に電話がかかってきて、事情を説明されました。
娘は痛みはないと言うため、ひとまずその日は様子を気にしつつ就寝。翌朝耳鼻科へ行き、先生に耳の中に入った紙コップの破片を無事取ってもらえました。
娘になぜ紙コップを破って耳に入れたのか聞くと、耳がかゆくて綿棒の代わりに入れたら取れなくなったとのこと。取れなくなったり傷がついたりして危ないため、耳に物を入れたり触ったりしないようにと言い聞かせました。子どもは何をするかわわからないため、目を離してはいけないと改めて実感。それからは、紙コップの使用はやめ、使い捨てではないプラスチックのコップを使っています。
◇◇◇
子どもは、大人が想像もしていないような危険な行動をすることもあります。周りの大人がしっかり見ていてあげることが大切ですし、ご実家のご両親にもなるべく目を離さないよう再度お願いしておくと良いかもしれないですね。
※異物を無理に取り出そうとすると、奥に入って取れなくなったり、内部を傷つけてしまう危険性があります。無理に取り出そうとせず、医療機関を受診しましょう。
監修/助産師 松田玲子
作画/さくら
著者:桐山しの
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