「結局どういうことなの?」母に何度説明しても話が振り出しに戻る一方で <母の認知症介護日記>
アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。認知症と診断された当初、母・あーちゃんは病院の付き添いを頑なに拒否していましたが、最近では「自分がおかしいから」ではなく「自分が愛されているから」付き添われているという解釈になったようで、受け入れてくれています。病院に到着するなり、周りの人に娘が一緒に来てくれていると話すこともあり、少しうれしそうにも見えます。
いつものように診察を終えたあーちゃん。先生から「ご家族の方は何かありますか?」と聞かれると、「はい! ありません!」と堂々と答えました……。ワフウフさんが慌てて「短期記憶がかなりひどくなっています」と伝えたところ、「大丈夫よね!」と答えるあーちゃん。まったく会話がかみ合わず、困惑してしまうのでした。
「結局」の説明がいつまでも続く…
お正月、姉の家でごちそうをたんまりと食べました。
同じ話のループも、姉妹2人で聞くからストレスも半減。
そして、気付くとあーちゃんは食事よりも先にデザートのお菓子を完食していました……。
もう、食欲のコントロールはできないのかもしれません……。
ここで突如、あーちゃんから亡くなった叔母の話が。
姉妹で協力して伝えようとするも……。
全然伝わっていなかった!
そして、食べ過ぎたあーちゃんは、お正月からリバース……。
あーちゃんと一緒に姉の家にお邪魔したのはお正月。お料理じょうずな姉が、おいしいごちそうをたくさん作ってくれて、ゴージャスなおせちも注文してくれていました。「普段はこんなごちそう食べられないから」と、あーちゃんは何度もリピートしていました。
おせちは、ちょうど1人ずつ分けられるように入っていたのですが、気が付くとあーちゃんが中に入っていたお菓子をすべて完食していました……。おそらくデザートとして入っていたもので、他人の分まで食べてしまったことよりも、食欲のコントロールができず、食事を終える前にお菓子を食べ尽くしていたことが衝撃で……。