「ねぇ…?」散歩中にぐずる息子をあやしていると、見知らぬ年配女性が強い口調で声をかけてきて…!?
長男が1歳のとき、天気が良い冬の日にベビーカーで最寄り駅近くを散歩していました。眠くなってきたこともあり段々ぐずり始めた息子。周りからの視線を気にしつつあやしていると、突然見知らぬご年配の女性が近づいてきて強い口調で声をかけてきたのです――。
突然、見知らぬ女性が…
どうにかあやしている私に、ご年配の女性が近づいてきたかと思うと、強い口調でこう言いました。
「わからない? 暑いのよ。とってあげなさいよ」とブランケットを指差していました。
全く知らない人から強い口調で指摘されたことが悲しいような恥ずかしいような……。とても複雑な気持ちになり、歩きながら涙があふれてきてしまいました。
今思えば、話しかけてきた女性に悪気はなかったのかもしれないと思いますし、教えてくれたのだと思います。ただ、慣れない育児に試行錯誤しながらも頑張っていた私は傷つき、言い方に少し気を遣ってほしかったというのが本音です。自分が育児の先輩になったとき、この気持ちを忘れずに、頑張ってるママたちにやさしく声をかけようと心に誓った出来事でした。
イラスト/ぽん子
著者:大野来未
赤ちゃんの脳がぐんぐん育つ新サービス「ポケットイクモ」リリース記念 育脳に役立つ絵本1年分プレゼントキャンペーンが好評スタート!