「赤ちゃんがかわいそう」市販のベビーフードを批判する友人⇒無添加にハマり過ぎた結果、友人の末路は
私の友人は無添加や健康食品が大好き。彼女は子どもが生まれて、無添加へのこだわりがエスカレートしていきました。そんな彼女の行く末とは……!?
無添加を愛しすぎて…
私の高校時代の友人は、学生のころから無添加にこだわりがありました。肌もきれいで髪の毛もサラサラ。彼女が素敵なのは、きっと無添加へのこだわりのたまものなんだろうと勝手に思っていました。
社会人になって、自然と彼女とは連絡を取らなくなってしまったのですが、私が第1子を出産後、突然SNSのDMを通して久しぶりに連絡がきたのです。その内容は……。
「ベビーフードを食べさせてるよね? 赤ちゃんに添加物を食べさせてかわいそうだからやめたほうがいいよ」といった内容でした。
そのときは私も育児に必死で、子どものためなら無添加を学びたい! と彼女にいろいろと勉強させてもらうことに。
しかし、何度かカフェで会ううちに、彼女は大きなパンフレットや雑誌で私にこの健康食品がいい、この調理器具は便利だとすごく営業トークをしてくるように……。私は異変を察し、紹介された健康食品や調理器具を調べてみると、なんと彼女はネットワークビジネスに手を出していたのです。
勧誘にあったのは私だけではありませんでした。その後、彼女は仕事を辞め、ネットワークビジネスを本業にしてしまったため、私を含め、他の友人たちもSNSのフォローも外し彼女とは距離をおくことに。
無添加生活がエスカレートし、ネットワークビジネスの沼に陥った彼女。私の知っている限りでは、高校時代の友人はもう誰も彼女とは関わっていないようです。素敵な知識を持っているのだから早く目を覚まし、違う方向で活かしてほしいと、友人の私としては思わずにはいられません。
イラスト/きりぷち
著者:なかまる あゆみ
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