「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10!男女の赤ちゃんどちらにも人気の名前って?
近年、赤ちゃんの名付けでは男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が大人気! なかでも漢字一文字の名前がトレンドです。
今回は1月生まれの赤ちゃん6,607名の名前から、男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」ランキングTOP10を紹介します。
1位凛(主なよみ:りん)
2024年1月に最も多く名付けられていたジェンダーレスネームは「凛」でした! 2023年女の子の名前ランキング2位だった「凛」。男の子の名前ランキングでは96位にランクインしており、かつては女の子の名前の印象がありましたが、今は男の子にも多く名付けられるようになってきています。
「凛」は、凛々しくきりっとしていて隙がない様子を表します。そのことから、「人に頼らず自分の人生を歩んで欲しい」という親御さんの願いが感じられます。
(※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。
1位楓(主なよみ:かえで)
2位は「楓」。11月・12月とジェンダーレスネームランキングで1位に輝いており、根強い人気を誇ります。 楓は秋になると美しく紅葉することから、例年秋冬生まれの赤ちゃんの名付けに人気です。
「楓」は落葉樹の一種で、実に羽のようなものがついていることから、「自立して大きく羽ばたいてほしい」という願いも感じられます。
3位凪(主なよみ:なぎ)
3位に入ったのは「凪」。2023年の男の子の名前ランキングでは8位、女の子は24位と、年間を通して人気のジェンダーレスネームです。
「凪」という漢字は、風や波が静まる様子を意味します。穏やかで、落ち着いて行動できる人に。周囲にやすらぎを与えるになってほしいという想いが感じられます。
4位翠(主なよみ:すい)
4位には「翠」がランクイン。女の子の名前の年間ランキングでは、2021年は55位、2022年は19位と順位を上げ、2023年は3位に。女の子に名付けられることが多い名前ではありますが、最近では男の子にもじわじわと人気が出てきています。
「翠」は、草や木の葉のような青々とした色を表す漢字。