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「え…なぜこんなことに…?」転んだ息子、手当てはしたはずだったのに…。猛反省したワケは?

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「え…なぜこんなことに…?」転んだ息子、手当てはしたはずだったのに…。猛反省したワケは?


息子が小学1年生のころのお話です。息子は体操教室に通っており、毎週金曜日は帰りの早い夫にお迎えをお願いしていました。その日も体操教室に迎えに行ってくれた夫。帰宅途中2人でふざけていたそうで、息子は夫の脚に引っかかって転び、大泣きしながら帰ってきました。そこで家で手当てしたのですが、これがとんでもない結果を招くことになってしまったのです……。

後悔先に立たず


大泣きしている息子の膝の傷をたしかめると、皮膚がめくれていてとても痛そうでした。傷部分が土や砂で汚れていたので、どうにか洗おうと試みましたが、激しく泣き叫ぶのでその場では断念しました。

 

今思えば、これが良くなかったのでしょう。


 

翌日「キズパワーパッド」を買って貼ってみたものの、息子は痛みを訴え続けるばかり。そのまま2日ほど様子を見ていると、息子が「痛い」と言う回数も少なくなってきました。

 

しかし、木曜になって再び「痛い、痛い」と言い始めた息子。

 

 

病院で「キズパワーパッド」を剥がすと、傷が真っ白でどろどろの状態に。傷から感染症が起こっていたようで、診察室でお医者さんに「なんでもっと早く来なかったの!」と怒られました。

 

お医者さんによると、ちゃんと洗わないまま「キズパワーパッド」を貼ってしまったことが、傷の悪化の原因だそうです。あとから確認したのですが、「キズパワーパッド」の使用方法にも同様のことが記載されていました。

 

たとえ子どもが泣き叫んでも、心を鬼にしてしっかり傷口を洗うべきだった、と今でも後悔しています。
今後は、正しいケガの処置方法をしっかり学ぼうと思います。そしてそれでも対応後に「何かおかしい」と感じたら、すぐに病院へ連れて行こうと心に誓いました。

 

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者:田山河子/女性・主婦。小学6年生の男の子を持つ母親。趣味は株主優待、テレビ観賞。イラスト:はたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。
大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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