「本当にもう打つ手はないの?」落ち込む妻に、初めて夫が叱咤激励してきて…!?
転勤族の夫を持つぼさ子さんは、ライフプランを見直した際に自分も働いて家計を支えることを決意。しかし、転勤の多さと自分の年齢を考えると、どうすればいいものかと悩んでしまいました。「転勤族でも高齢でも就職しやすくなるにはどうしたらいいんだろう?」ぼさ子さんがそう悩んでから時間が少し経過したったころ、就職に有利な資格を取ろうと保育士資格の取得を決めたのでした。
ぼさ子さんは通信講座にて自宅学習を始めることに。後日、自宅に教材が届いたものの、なかなかやる気が出ない状態が続いていました。しかし、夫の言葉にぼさ子さんのやる気スイッチがON!
すき間時間で勉強を始めたぼさ子さんは、試験の過去問題を解いていました。すると、ひっかけ問題のようなものが多く、苦戦してしまいます。しかし、繰り返し問題を解くことで着実に実力をつけていきました。
ところが、ここで問題が発生! 勉強に集中するあまり、ぼさ子さんは受験申請を忘れるという重大なミスを犯してしまっていたのでした……。
妻が泣きながら謝ると、夫は…?
「ぼさ子、本当にもう打つ手ナシなの?
諦めるってのはやれること、
全部やり尽くしてから言いな!!」
「……え?」
「だってあんなに勉強頑張ってたじゃん!
あっさり諦めんな。俺もやれること手伝うから」
予想外の夫の言葉に励まされるぼさ子さん。
「ダメ元でやれること全部やるね!!」
そう言うと、行動に移し出したのです。
そして、受験申請の締切日当日、
たくさんの人たちのおかげで
無事に書類をすべて集めることができたのでした。
◇◇◇
夫が咤激励をしたのはこのときが初めてだったようですが、ぼさ子さんの頑張りを1番近くで見ていたからこそ、簡単に諦めてほしくなかったのでしょう。