妊活拒否中の妻が仕方なく夫の欲を処理すると「またお願いしてもいい…?」ゾワッ!その夜、布団で妻は
2歳の娘・ヒナタを育てるタケシとエリの夫婦。産後2年たち、2人目を望みつつも、レスが続いていました。その原因は、エリ。どうしてもタケシの性的な目線や行為を受け入れられずにいました。同じくレスだったはずのママ友たちは次々妊娠していき、悩みは大きくなるばかり。しかしエリは産後に夫が容姿をバカにしてきたことや、性欲を押し付けてきたりした言動を思い返すと、やはり夫とは「できない」と感じてしまいます。
結婚したのだから、相手をするのは私…
レスの相談をした友人が「気分転換に」と貸してくれたドラマを見ていたエリ。
予想外に、そのドラマはセクシーな表現のあるものでした。
夫はエリがそんなドラマを見ていたことに触発され、欲のスイッチが入り……。
挿れなくていいから触ってほしいと、エリに頼み込みます。
夫の言うとおり、処理してあげたエリ。
しかし終わったあとに「またお願い」「ほんとうはちゃんと挿れたい」と言われ、エリは思わず鳥肌が立ってしまいました。
夫は、エリが拒否しても浮気せずにいてくれます。
結婚したのだから相手の性欲にも向き合わなければいけないと、責任感を感じるエリ。
しかし、やはり乗り気にはなれず悩みは増すばかりなのでした。
◇ ◇ ◇
産後の夫婦関係は、体だけでなく心の変化も大きく、一筋縄ではいかないものですよね。
「結婚した以上、夫の欲に応えなければならない」という「責任感」と同時に、夫の触れ方や性的な要求に対して「どうしても受け入れられない」という強い「嫌悪感」も抱いているエリさん。そんな相反する思いに揺れることは、産後の女性が抱えがちな悩みでもあり、一人で抱え込んでしまうケースも少なくありません。
こうした状況に向き合うには、夫婦で少しずつお互いの気持ちを伝え合うことが大切。そして、もし話し合うことが難しいと思ったら、外の力を頼ってみるのもひとつの方法です。たとえば、夫婦カウンセラーやセクシュアルセラピストといった専門家は、こうした悩みをていねいに聞きながら、一緒に解決策を探してくれるでしょう。また、婦人科や心療内科に相談することで、産後特有の体や心の変化をサポートしてもらえることもあります。
エリさんと同じような悩みを抱えている方も、「自分だけがこんなに悩んでいるんだ」と思い詰めず、周りに頼ったり話を聞いてもらったりしてみてくださいね。夫婦関係や家族の形は人それぞれです。
無理をせず、自分たちに合った幸せを見つけることが大切ですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター ネギマヨ