「やったことないし無理!」苦手な育児を拒否する夫にイラッ!→よくよく言い分を聞くと思わず納得!?
私は、幼稚園に通う4歳の長女と2歳の男女の双子を育てています。長女が赤ちゃんのころ、世話を夫に頼んだときに、「ありえない!」と思う発言をされました。ひどく憤りを感じた私は、夫に物申したのですが……。
きっかけは耳掃除
長女が1歳ごろのことです。夜、夫とお風呂に入っていた長女がお風呂から上がってきたので、私が体を拭いてあげていると、夫から「お風呂で耳に水が入ってしまったかもしれないから、耳を綿棒で掃除して」と言われました。
いつもなら私が綿棒で長女の耳掃除をしているのですが、夕食の準備で手が離せないので夫に「ごめん。今、夕食の準備の途中で手が離せないから、パパが綿棒してあげて」と頼みました。すると夫からまさかのひと言が……。
気持ちはわかるけど…
「無理だよ。だって俺、やったことないもん」。
その言葉を聞いたとき、心の底から「はぁ?」と思いました。夫に「私も最初はやったことなかったし、怖かったけど、やるしかないでしょ」と返すと、夫は「だって、どこまでやったらいいのかわからないし……苦手」とのこと。
そのとき私は夫の言葉にイライラして、「もう私がやるからいいよ!」と話を終わらせました。
私も苦手を押し付けていた!
その日の就寝前に、夫に「パパは子どもの爪切りとか苦手なことをしないけど、私がいないときはどうするの?」と尋ねました。
すると、「そのときはやるしかないからやる。ママも苦手なことは、俺がいたら俺にやってほしくない?」と聞かれ、改めて考えてみると確かにその通りだなと思いました。
例えば、私は家具や子どものおもちゃを組み立てるのが苦手で、最初から自分でしようとせずに、いつも夫にお願いしていたのです。
そのとき、苦手なことをしないのはお互いさまだったのだと気づきました。とはいえ、子どもの世話をできないままだと、いざというときに子どもも困るので、夫に手順やコツを共有するようにしました。
最初は夫に対し、「子どもの世話が苦手? そんなことを言うなんてありえない!」と思っていた私ですが、育児にも得意なことや苦手なことはあると思い直しました。