夫の夜勤でワンオペがつらいとママ友に言うと、耳を疑う子守り方法を明かされ…思い切って指摘した結果
保育園のママ友で、1歳、3歳、5歳、8歳の4人の子どもを育てている方がいました。ある日、そのママ友と話していると、お互いの夫の夜勤の話になりました。ママ友の旦那さんの驚きの出勤方法に、勇気を出して物申したお話です。
「夫はペーパードライバーだから」
ある日、4人の子どもがいる保育園のママ友と夫の仕事の話になりました。私が「夫が夜勤の日のワンオペ、きつくて……」と言うと、ママ友は「わかる! うちも夜勤あるから。しかも、夫はペーパードライバーで私が送迎しているから、そっちもきつい」と言いました。
「子ども4人もいて、乗せ降ろしだけでひと苦労だよね」と私が言うと、ママ友はあっけらかんと「子どもたちが寝ている時間だったら、置いていってるけどね。うちの子たち絶対に起きないから」と答えたのです。
勇気を出して指摘した結果!?
ママ友から詳しく話を聞くと、旦那さんの夜勤のシフトによっては、子どもたちを寝かせたあとに、ママ友が旦那さんを車で職場まで送ったり、仕事を終える早朝に、まだ寝ている子どもたちを家に残して迎えに行ったりしているそう。
ママ友が「1時間ちょっとだし、まぁ何かあっても8歳の子が対応してくれるよ。鍵はちゃんとかけているしね」と言うので、私はビックリ。
私は、さすがに危険だと思い、「1時間の間に何もないことのほうが多いかもしれないけれど、もし何かあったら一生後悔しない? 万が一、何か起きて下の子たちが『ママを探しに行く』と言って、8歳の子で対応しきれなかったら? 鍵をかけていても、それが壊されて外から人が入ってきたら?」と伝えました。
するとママ友は、「……。鍵が壊されることまで考えていなかった。ほぼないだろうけれど、そうなったときに子どもたちを守れないね」と納得してくれました。
あれからママ友の旦那さんはペーパードライバーを克服すべく、運転の練習をして、今では自分で車を運転して夜勤に行っているそうです。
家庭の事情はそれぞれだとは思いますが、いくら子どもたちが起きない子で、鍵をかけているからと言っても、小さい子どもたちを家に残して外出するという話に非常に驚いた出来事でした。
著者:鈴木沙智/30代女性・主婦。2児の母。自身の体験をもとに、妊娠や出産、子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。