子育て情報『バツイチ夫の子どもを引き取ることに→頑なに懐かない子どもたち…その理由を聞いて怒りに震えた私は…』

バツイチ夫の子どもを引き取ることに→頑なに懐かない子どもたち…その理由を聞いて怒りに震えた私は…

目次

・突然の別れ
・双子のママになる!
・義母の入れ知恵
・「私たちは親子になれる」
バツイチ夫の子どもを引き取ることに→頑なに懐かない子どもたち…その理由を聞いて怒りに震えた私は…


私たち夫婦は、結婚後すぐに子どもを持ちたいと考えていたものの、なかなか妊娠できずにいました。夫には前妻との間に7歳になる双子の女の子がいるので、子どもができない原因は私にあると思っています。それもあってか、義母はことあるごとに私に「嫁失格」と言います。前妻が夫と離婚したのは、子どもが女の子だということをいびったからだという親戚の噂も、あながち間違いではないのかもしれません。

双子の親権は前妻が持っています。夫は養育費の振込みを続けているものの、ほとんど面会はできていません。時折さみしそうな顔を見せる夫に、もう一度子どもを抱かせてあげたいと思っていました。

突然の別れ

そんなある日、前妻が交通事故で突然この世を去ってしまいました。
夫と私が急いで葬儀に向かうと、そこには遺影の前でシクシクと泣く双子の姿が……。夫は双子のもとへ歩み寄り、そっと肩を抱いていました。

その姿を見ていた親族らしき人たちが、双子の面倒は誰がみるのかとヒソヒソ話しています。どうやら、前妻のご両親もすでに亡くなっていて、双子を引き取る人がいないようです。このままでは2人揃って施設に入るか、好意的ではない親戚の家に別々に引き取られることになるでしょう。

双子のママになる!

小さい体を寄せ合いながら泣いている双子の姿を見て、私は自分が育てると覚悟を決めました。もちろん義母は大反対しましたが、押し切る形で双子を迎え入れ、4人での生活が始まったのです。

しかし、子どもたちとの生活は思っていた以上に大変でした。
何より、双子は私に懐きません。夫が丁寧に説明しても「あなたはママじゃない」とくり返し、お世話をしようとしても拒否します。

心が折れそうになっていたある日、心労が重なった私は家で倒れてしまい、救急車で病院に搬送されてしまったのです。

義母の入れ知恵

病室のベッドで目を覚ますと、ベッドの脇で双子が泣いていました。状況が理解できずにいると、私が目を覚ましたことに気付いた夫が、双子が私に懐かなかった理由を静かに話し始めました。

双子は義母に「お前たちはママを不幸にする疫病神だ」と言われていたとのこと。それを信じた双子は「ママと認めてはいけない」「もう二度と自分たちのせいで誰かを失いたくない」と思い、冷たい態度を取っていたそうです。

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